カメノテ。塩ゆでにすると美味しい。


 

父さん、母さん、そちらはそろそろ暖かくなってきましたか?

 

こちらでは、子①(小5男児)の脳内の悪性腫瘍の増殖を抑えるための陽子線治療がこのほど終了しました。

 

 

 

以前報告しましたように、子①は去年の12月に温泉旅行の帰りのサービスエリアで突然嘔吐し、念のため病院で脳内の断層写真を撮ってもらったところ大きな白い影が写りました。

 

子①はすぐに脳神経外科がある大学病院に救急車で搬送され、そのまま入院して開頭手術を受けて左側頭葉にあった腫瘍を摘出し、傷が閉じるのを待って一旦退院したうえで、年が明けた1月から陽子線治療を開始しました。

 

 

 

陽子線治療は平日の午後毎日行われ、途中子①自身がインフルエンザに罹ったため数日間中断したものの、トータルで丸2か月間続きました。

 

この通院のため、子①は学校を毎日2時間目で早退しました。

 

私たちは手分けして学校まで子①を迎えに行き、準備を整えて病院まで連れて行っておりました。

 

その陽子線治療がこのほど終了したものです。

 

 

 

陽子線治療の最終日は私が子①を病院に連れて行きました。

 

治療中期間中はいつも、スタッフの方が子①の希望する曲を事前に聞いて治療室に流してくれ、父さん母さんには何のことだか分からないと思いますが(私にも)、子①は「ジョジョの奇妙な冒険」「ドラゴンボール」(先日、作者の鳥山明氏の訃報に接したばかりです)「週末のワルキューレ」などをリクエストしていました。

 

そして最終日、子①は、「フィナーレはジョジョでいく。」と言って「ジョジョの奇妙な冒険」の主題歌(?)をリクエストしていました。

 

 

 

治療中は、1回照射が終わるごとに、スタッフの方が手作りしてくれたアニメ主人公のシールを台紙に貼っていきました。

 

最終回、子①は台紙の最下部にある「ゴール」と書かれた最後の枠に「ジョジョ」シールを貼って陽子線治療を終えました。

 

そして、病院スタッフの皆さんが予め作っておいてくれていた励ましの寄せ書きを受け取って病院を後にしました。

 

子①は「ありがとうございました。」と割とハキハキ言っていたのですが、私は卒業証書を受け取る生徒のように感極まってしまい、涙声でお礼を言うのがやっとでした。

 

子①は肝臓にも異常数値が見られるため、今度は小児肝臓病の専門病院に検査入院する予定で日程調整をしています。

 

 

 

実は今回の最後の照射の日、極めて衝撃的かつ印象に残る景色に遭遇しました。

 

このことについてはまた改めて報告したいと思います。

 

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