ネットにまた竜頭蛇尾見出しが現れた。

 

というか、いつも現れているのだが、今回もまた昔のビニ本以下の中身の無さであった。

 

 

長野県中野市で起きた立てこもり事件。

 

昨日5月25日の段階で、犯人が立てこもったのは中野市議会の議長の家で、犯人は当該議長の長男であるという情報までは流れていた。

 

犯人は4人の人を殺害していた。

 

「なぜ市議会議長の息子が?」ということで、誰もが犯行の動機や背景に関心を持ったはずだ。

 

そこへきて今朝、ネットに以下の趣旨の見出しが現れた。

 

「男はなぜ犯行に及んだのか?」

 

この見出しを見れば、誰しも、犯行動機の一端や犯人の近所での評判くらいには言及していると思ったはずだ。

 

私もそう思った。

 

というか、一方では「またどうせ中身のないコピペ記事だろう。」と思いつつも、他方では「今度こそは満足できるかもしれない。」という根拠のない期待を抱くという、例のビニ本購入心理の法則によって、ついクリックしてしまったのであった。

 

しかしやはり期待は裏切られた。

 

どこまで読んでも既知のニュース記事が文体を変えて出て来るだけ、結局最後は「何が男を犯行に駆り立てたのか。動機の解明が待たれる。」みたいな他人事の結語で記事は締めくくられていた。

 

それにしてもひどい。

 

ひど過ぎる。

 

クリックしたお前が悪いって?

 

まあそれもあるが。

 

見出し倒れについてはこちらも

 

ビニ本

 

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