子①~子③が揃って通う小学校の運動会が近付いてきた。
今年はコロナの規制がある程度緩和された関係で、見学の保護者の入替制みたいなものはないという。
ただ、まだ様子見のような部分もあり、プログラムは午前中ですべて終了するとのことであった。
子どもたちにそれとなく聞いてみたところ、大玉ころがしとか障害物競走みたいなものはなく、各学年とも駆けっこのようなものと踊り(ダンス)が主たる出し物になるらしい。
子②(小3女児)と子③(小1女児)に「ダンス見せてよ。」と言ったところ、子③は恥ずかしがって見せてくれなかったが、子②は「まだやり始めたばっかりでよく覚えてないけど。」と言いながら、ダンスの一部を踊って見せてくれた。
昭和30年代生まれの私が小学生の頃の運動会では、出し物にダンスがあったという記憶はないが、時間的な制約もある中で、みんなが平等に成果を披露できるダンスという出し物は極めて優れていると思う。
子②が踊って見せてくれたダンスは、AKB乃木坂ナントカが披露するみたいな結構カッコいいものだった。
今は亡き狐狸庵先生・遠藤周作は、昔エッセイの中で、息子がファンになっているというある女性芸能人に関連して、「息子が好きな芸能人は、テレビ画面でタコみたいにくねくね踊っている人らしい。」などと書いていた。
しかし狐狸庵先生、今は小学生からその「タコみたいな踊り(?)」を運動会で披露する時代なのです。
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