先日、子どもたちが録画した「妖怪ウォッチ」を見て高笑いしていた。

 

もうとっくに卒業したのだと思っていたのだが、そうではなかったようだ。

 

 

 

わが家の子①(男児)は新学期から小5だが、思い出してみると、彼が妖怪ウォッチを見始めたのは4歳頃のことである。

 

 

当時、住んでいた都心部・湾岸地域のマンションの近くにあった公園に子①を連れて遊びに行ったことがあった。

 

そのとき、子①が左手の手首を右手で押さえているのを見て、やはり小さい子を連れて遊びに来ていた若いお母さんが、「…あれ、ボク手がいたいの?」と話しかけてくれたことがあって、その時私は、「ありがとうございます。あれって妖怪ウォッチ(一種の時計です)をいじっているつもりなんですよ。」と答えた記憶かあるからだ

 

私の拙い記憶では、その後妖怪ウォッチは、「シャドウサイド」という登場人物が少し年上の少年となったプログラムになり、さらにこれが「Y学園Y」(?)という格安スマホの品名みたいなお題のシリーズに変わり、これが終って、再び以前の裏返ったような声でしゃべる主人公のシリーズに戻った。

 

恐らく仕掛け人の広告代理店は、初代の妖怪ウォッチを見ていた世代は、シャドウサイドを観てY学園Y観て、それで「妖怪ウォッチ」を卒業するから、再び元の妖怪ウォッチに戻しても、次の世代の子どもたちが視聴者となっているから飽きられるということにはならないと考えて、シリーズを一巡させて元に戻しているのであろう。

 

しかし残念なことにわが家の子①は、シリーズが一巡して元の妖怪ウォッチに戻ったにもかかわらず、依然として妖怪ウォッチシリーズを喜んで見ている。

 

 

広告代理店の金儲け至上主義的な手口には昔から不快感を抱いていたが、子どもたちの心を巧みに捉える能力に長けていることだけは認めざるを得ない。

 

番組の最後には、今回の五輪汚職で名を馳せた例の広告代理店「電〇」の文字が現れる。

 

それがまた不快感に拍車をかける。

 

パパの育児

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