子②(小2女児)が子④(母親)宛に書いた手紙
子②(小2女児)から手紙が送られてきた。
残念ながら子④(妻)宛てではあるが。
子②は何日か前、練習用の葉書のひな型を私に見せて、「書き方教えて。」と言ってきた。
聞けば、学校の授業で手紙(葉書)を書いて送るのだそうで、差出人は子②とし、宛先は子④にするので住所や宛名の書き方の見本を書いてくれ、ということであった。
その後、「そういえばアレどうなったのかなあ。」と徒然考えていたら、先日、子②が作った葉書がポストに投函されていたのである。
手紙を書くという文化はとても良いものだと思う。
さいきんは手書きで手紙を書くことが少なくなり、大抵のことは電話やメールで済ますようになっている。
それはそれで否定はしないが、他方で、手書きで一所懸命に書いた手紙からは、時間と手間を掛けて書いてくれたという有難みのようなものが伝わってくるとともに、文字それ自体にも人柄のようなものが現れて来るものである。
現に私は、子②が書いて送ってきたこの葉書を見て、「ああ、一所懸命に絵まで描き加えて・・・」と思わず涙ぐんでしまった。
子②の葉書は手紙文化を放擲して久しい子④宛のものではあったが、別に私宛ての手紙でなくても構わないのである。
私としては、子②が「手紙を書く」という人類固有の文化を学んでくれたことが嬉しかった。
子②よ。
手紙というものが持つ見えない力を、どうかいつまでも忘れないでいてください。
そうして、いつか大きくなったら、オヤジにも手書きの手紙を書いてください。
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