先日、美容整形手術の問題点について、美容整形医自身がネット上で警鐘を鳴らしていた。

 

曰く、自由診療なので大金が掛かる。

 

それは、コマーシャリズムや民放の馬鹿番組を利用することによって子どもまで巻き込んだ美容整形ブームとなって現われ、美容整形業界の利権構造を裏から支えている。

 

勿論、施術自体にも様々な危険が伴う。

 

そんな話であった。

 

確かに、電車内は美容整形関連の広告だらけである。

 

そういえばかなり前だが、東京MXテレビの女性アナウンサーが二重術か何かに失敗したのではないかと思われる悲惨な目元状態で画面に現れ、痛々しくて見ていられなかったということもあった。

 

 

それにしても、いつものニュースのいつものアナウンサーの顔が以前と比べて急に不自然に整っているということは極めてよくある。

 

もちろん、男のアナウンサーにもある。

 

どこかで整形手術をしてきたものと思われる。

 

私はほぼNHKしか視聴しないが、NHKの男女のアナウンサーに美容整形が密に流行しているのはほぼ間違いないだろう。

 

だが、それで良いのだろうか。

 

アナウンサー、特に公共放送であるNHKのアナウンサーは、社会の問題点や闇の部分、あるいは市民に有益で質の良い情報を客観的に広く伝えることを使命とする。

 

美容整形の影の部分を炙り出すのも公共放送の使命のひとつだ。

 

しかし、アナウンサーたちが、一方では自ら整形手術のお世話になっておきながら、他方では美容整形業界の利権構造や施術に伴う危険性などを伝えても説得力がない。

 

それらが相俟って、美容整形の闇の部分は大手マスコミでは放置されたままである。

 

 

 

仄聞するところによれば、「可愛くなりたい症候群」「イケメン至上主義」は小学生にまで蔓延しているという。

 

そのお先棒を担いでいるのがアナウンサーたちであるとしたら、タトゥーを誇らしげに見せながらニュース原稿を読んでいるのと同じでかなり罪深い。

 

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