畑のお野菜


お父さんのママ(キミらのおばあちゃん)は、どちらかというと食べ物を大切にしない人でした。

 

ママは、前の晩に作った食事が残っても、翌朝とか次の日の晩とかには出しませんでした。

 

「同じ物を続けて食べたら飽きちゃうよ。」そんなことを言って冷蔵庫に入れっ放しにしておくのです。

 

でも、冷蔵庫をあまり過信するのはよくないし、何よりママは自分がその日に食べたいものを作るタイプの人だったので、余った食事は結局出されないまま日の目を見ずに捨てられてしまうことがよくありました。

 

お父さんも子どもの頃はそれが問題だとは分りませんでしたが、大人になった今なら少しは分ります。

 

地球で暮らしている人々の大多数は飢えに苦しんでいます。

 

日本では今たまたま食事が足りているというだけなのです。

 

それに、食べ物を大切にするということは、食事の材料を獲ったり育てたりしてくれた人や、流通に関わってくれた人など、食事に関係するすべての人たちに感謝するということでもあるのです。

 

 

 

お父さんは今でもよく覚えているのですが、お父さんのお父さん(おじいちゃん)は、いつも朝ごはんのとき、みんなが食べ終わるまで待っていて、子どもたちが残した物を食べるようにしていました。

 

そんなときおじいちゃんは、「食べ物を残すと罰が当るよ。本当に食べ物が欲しいときに食べられなくなるんだよ。」とよく言っていました。

 

当時小学校1年生だったお父さんの妹なんか、お茶碗のご飯を「集まれ集まれ」せずに「ごちそうさま」をしていたため、よくおじいちゃんに叱られていました。

 

他方でママはというと、自分が食べたいものだけ食べると、さっさと席を外してスマホをいじり始めたりしていました。

 

自分の親のことを悪く言うのはあまり良いことではありませんが、君たちには決して真似をして欲しくありませんので、ここでは心を鬼にしてママ(おばあちゃん)の悪いところを伝えておきます。

 

物を大切にしない人

 

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