憲法は「婚姻は両性の合意のみに基づいて成立する」旨定めているが、市民的な感覚として、これにはいくつかの切り口がある。

 

 

言うまでもなく、親や親戚、あるいは村の長老の思惑などに従って好きでもない人と結婚させられることはない。

 

宗教的原理主義者とか占領軍の兵士などが結婚を強いることなども勿論許されない。

 

しかし他方、結婚は2人だけで決めなければならない、ということでもないし、両想いでなければならない、という意味でもない。

 

もとより、親の意見に耳を傾けて好きでもない人と結婚しても憲法違反にはならない。

 

市民的な感覚で言えば、結婚は、できれば周りの多くの人から祝福されて「お似合いですね。」と言われるのがベターなのであり、一時の気分の高まりや視野狭窄から親や周りの反対を押し切って突っ走るのは実はあまりいただけないのである。

 

もちろんそれが結果オーライで上手くいく場合もなくはないが、あとでトラブルになって結局親兄弟に尻拭いをさせてしまうようなケースもありうる。

 

だからこそ昔の人は、「親の意見と茄子の花は千に一つも仇はない。」と言い伝えてきたのである。

 

しかし、若いうちはなかなかそのことに気付けない。

 

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