先日、子①(小3男児)と一緒にオリンピックの飛込競技を観戦した。

 

普段、子①はスポーツ観戦にはあまり興味を示さない。

 

その日も、スマホやゲーム機の使用を「2時間に1回、15分」と制限されている関係ですることがなくなり、仕方なく私が観戦していた高飛び込みに付き合っていたものであった。

 

しかし、観始めると結構興味が湧いてきたようだ。

 

「どうすると点が伸びるのか?」「今の選手は何が悪かったのか?」などと色々な質問をしてくるようになった。

 

飛込競技は奥が深いので、私あたりが分ることと言えば「入水時の水しぶきが少ない方が基本的に点が高い。」ということぐらいなのだが、子①は「どうすれば水しぶきを少なくできるのか。」という点に関心を持ったようだ。

 

飛込競技の場合、体をまっすぐ爪楊枝のようにして垂直に入水すれば、水しぶきは少なくなる。

 

逆に入水角度が少しでもぶれてしまうと、すぐに激しい水しぶきが上ってしまう。

 

「激しい水しぶきを上げれば上げるほど点数が高くなるんだったら、お父さんにも金メダルのチャンスはあるんだけどな。」みたいな話で盛り上った。

 

 

昔、確か東京体育館のプール(今は閉鎖中らしい)だったと記憶しているが、飛び込み台からの飛び込みに挑戦したことがあった。

 

ちょっと調べてみると、飛び込み台の高さには、3メートル、5メートル、7.5メートル、10メートルなどの各パターンがあるようだ。

 

当時挑戦したのは階段をかなり上がったところにある飛び込み台であったが、しかし10メートルということはまずありえない。

 

10メートルというと4階建てのビルの屋上から飛び込むようなことになる訳で、いくらなんでも素人の私にはちょっと無理だ。

 

だから当時私が挑戦したのは5メートルの高さの飛び込み台であったと思われる。

 

だがそれにしても恐ろしかった。

 

「え、ホントにこんな高さから飛び込むの?」という感じで足がすくんでなかなか飛び込めず、後ろに並んで待っている人たちに迷惑を掛けた。

 

一緒に来ていた友人が片方の手で鼻をつまみ、もう片方の手でいわゆる局部を防御しながら足から飛び込んだのを見て、私も同じようにして足から飛び込んだ。

 

やっぱり局部は痛かった。

 

 

とまあそんな話を子①にして、「こんどまた海に行ってあの堤防から飛び込んで遊ぼうよ。」と約束をした。

 

水に飛び込むなんて何ということも無いように思えるが、これが結構面白いのである。

 

子どもが親の生れ変りに思えたとき

 

パパの育児

 ランキングの続きを見る

このブログに投票

にほんブログ村に参加する