記念すべき初めての対戦に使用された将棋盤と駒(百円ショップもの)
子①(小1男児)と初めて将棋を指した。
将棋セット自体は以前に百円ショップで購入していたのだが、駒が小さくて並べにくいことに加え、子①自体が興味を示さなかったことから、やらず仕舞いでいた。
しかし先日、子①が余りにコンピューターゲームに掛かりきりになっていたので、「将棋のゲームなら例外的に許す。」というようなお触れを出したところ、コンピューターゲームだったら何でも良かったらしく、「それでもいいからやらせて欲しい。」と言ってきた。
それで、無料の将棋ゲームを探してきてプレイを許可したところ、自分なりにあれこれやっていた。
そこで昨日、試しに「将棋やるか?」と聞いたところ「やる。」と言ったことから、初めての対戦に至ったものである。
私は中学2年生のとき、学校の文化祭の将棋大会で優勝した経験もあり、将棋は強い方だ。
対する子①の将棋は、当然と言えば当然だが、目先の駒の獲得ばかりを気にするヘボ将棋であった。
しかし思い出してみれば、私も最初はそうだった。
父と将棋を指すときは、決って「下手の考え休むに似たりじゃ。」とからかわれた。
それを思い出して、子①にも「そういうのを『下手の考え休むに似たり』って言うんだよ。」とからかってやった。
父さん、そんなわけで、生れて初めて子どもに将棋の相手をしてもらいました。