はー君と、はー君のお母さん、と私達の家族で、
ある、お宅に用事で行った時の事です。
用事が済んで、帰る頃になって、相手の方が、軽い食事を出して来られました。
しかし、私達は、時間がありませんでしたので、丁重にお断りしました。
すると、そのお家の方が、はー君に、
「ウインナーもあるよ。おにぎりも。
さあ食べなさい。」と、お皿を持ってきました。
はー君の様子を見ると、ウインナーに目が・・・・・。
きっと、食べたいのだろうなぁ。というのが見て取れました。
でも、はー君はじっとして、手をつけませんでした。
もしも、はー君が、そこで、手をつけてしまったら、私達もすぐ席を立つわけにはいかなくなり、次の用事に間に合わなくなるところでした。
ほっとして、そのお宅から帰る途中、はー君に「どおして、ウインナーに手をつけなかったの?」と尋ねましたら?
「だって、お母さんが食べていいですよ。と言わなかったから。」
「そうだったの!はー君は、ほんとうにおりこうさんね!」
と、皆で感心しました。
「はー君に、おりこうさんのご褒美をあげなくちゃね。」と言うと、
「うん。」
とうなずいただけだったので、
「ご褒美は何ですかって聞かないの?」と尋ねますと、
「う~んと、何かな~。アイスかなぁ~。」![]()
と、かわいらしい答えが返ってきます。
「アイスでいいの?」と聞くと、他に思い浮かばない様子でした。
さてさて、帰宅して、まず、ご褒美に、棒のアイスを「はい。」とはー君にあげますと、
「やっぱりアイスだった!!」と、自分の予想が当たった事に大喜びで、アイスをおいしそうに食べました。![]()
アイスで、こんなに喜ぶなんて、本当に良い子です。
さて、私が、近くにお買物に出た時に、 「デジモンのおまけつきのお菓子」を買って帰りました。
そのお菓子を、 「はい、はー君。これもご褒美よ。」と渡すと、
にっこ~。として
「有難う御座います」と、うけとり、じっと、箱を両手で握って、デジモンの絵や自分が読める限りの、ひらがなとカタカナを読んでいます。
そして、ソファーに座って、デジモンのお菓子を両手で握ったままテレビを見ていました。
たぶん、おうちに帰ってからでないと、お菓子を開けたらいけないと思っているのでしょう。
一旦、お母さんのバックに、お菓子をしまいに行ったようでしたが、
しばらくすると、また、バックから取り出して来て、ソファーに座り、両手でお菓子を握って、じ~っと穴が開くほど見つめています。
「あのね、○○と、○○が強いんで!」
と、デジモンのキャラクターの名前を言って、話していますが、なんせ、アニメの事は詳しくありません。
「そうなの?」と軽く返事を返していますと、また、何やら話しかけてきて、箱を裏返したり、振ったりしています。
「はー君。開けて中を見たら?」と、言いますと、
「でも、お家に帰ってから・・・・」ともじもじしています。
「お母さんに、開けていいかどうか聞いて御覧なさい?」
と言うが早いか・・ソファーを、ぱっと降りて、お母さんの所に
「これ、開けてもいいですか?」
と聞きにいきました。
「いいですよ。」
と言われて、満面の笑みで、一生懸命、透明のビニール袋をはいで、箱を開けました。
まず、おもちゃの方を開けますと、組み立てて作るスタンプが入っていました。
お母さんに組み立ててもらって、もうご機嫌です。![]()
シリーズで幾つか違うキャラクターのおもちゃが入っているのがあるらしく、
箱の裏の、別のキャラクターともにらめっこしています。
帰り際に、はー君が「これどこで買ったんですか?」と聞いてきたので、スーパーの名前を言うと、
「お母さん!○○で買ったって!」と、遠まわしに次の催促をしていました。
決して、おねだりするわけではないのですが、お菓子や、アイスで大喜びしてくれるはー君の姿は、
また、何か買ってあげたくなる、おばさん心をしっかりくすぐったのでした。![]()