祈りは「未来をよい方向に変えようとする営み | 創価三代の誉れ

創価三代の誉れ

創価三代の師弟の歴史的スピーチ等を紹介


カテゴリ:祈り
そもそも祈りとは、本来、未来に向けられるものです。変えようがない過去に祈りを向けても仕方ありません。亡くなった方のことを祈る場合でも、私たちはその人の生命が未来に向けて安らかであるよう祈るものです。

祈りは「未来をよい方向に変えようとする営み」ですから、私たちは祈る時、未来に心を向けます。将来かくありたい、かくあってほしいという願いが祈りなのです。だからこそ、祈りという営みの中で、人はおのずと展望的記憶を強化しています。

すなわち、脳科学から見れば、日常的に祈っている人ほど、展望的記憶をしっかりと持っていきいきと生きることができるのです。

それがポジティブな利他の祈りであれば、脳に与えるよい影響も強まって、なおのことよいでしょう。


【脳科学からみた「祈り」】脳科学者 中野信子/潮出版社