仕事は常に、妥協案で進んでいきます

つまり、双方のスタンスの間にある適当と思われるものが、開発、作成、流通などさまざまな段階で採用され、妥協の結果がサービスとして世に出回る訳です。

これは決して、妥協案そのものが悪いと行っている訳ではありません。

そもそも全てがたった一人の重い通りに作られたものしか二のであればそんな独りよがりなプロダクトはほぼほぼ無視されて終わってしまうからです。

ここで議論したいのは、スタンスのぶつかり合いによって、一つの段階を超える為には、まずそもそもスタンスをはっきりと取らなければならない ということです。

議論の途中に、『それはたしかにそうですよね、でもここがこうなってるからむずかしいですよねー』『おっしゃるとおりです、じゃあそれでやってみましょうかー』『この論点なんだけどもっかい全員の意見聞いてみてからじゃないと本当の所分からないよねー』
など、一体貴方自身は、この論点においてどんな意見(スタンス)を持っているのですか、と聞きたくなる、スタンスが全く分からない人がいます。

結果、結論を出す為にも自分の、この問題に対するスタンスはこれで、理由はこれだ。というものを持っていないとただ二つの両極の間をうろうろしてうっとうしいだけのコウモリさんになってしまいます。

スタンスを取るという事は、批判にさらされるという事でもありますが、その批判が議論を前に進めて結果に近づける為に必要不可欠なものなので、議論では、常に批判んを恐れずに明確なスタンスを取り続けたいと思います。