悼む人
「悼む人」を読んだ。
こういう人がこの世にたくさんいればいいと思ったものの、いざ実際そんな人と会った時、自分は好意的にその人を見れるかどうか、即答できなかった。
そしてまた、自分は悼まれる様に生きているか、死んだ時に悼んでくれる人がいるかと考えた。
この世には死んだ事も、ましてや生きていた事も記憶にされない様に死んでいく人がいる。
自分はそれを否定的にとらえないが、そんな風に死んで行きたくはないと思う。
ただ果たして、自分が人を愛し、愛され、人に感謝されて生きてきたか、生きているか、生きていけるか、他人からそう思われているか、自分では分からないから不安でもある。
「悼む人」は、自分を悼んで、この世に一つしかない無二の存在として記憶にとどめてくれるだろうか。
そんな事を考えて生きていく訳ではないけど、少なからずそれを心のどこかにとどめながら生きていくという事は、自分にとって、毎日を確かな足取りで過ごしていく為のきっかけとなってくれると思う。
と、固い事を連ねてみた。
作品は感動巨編に間違いなく、不覚にもラストでは嗚咽を出して涙した。(笑)
いい作品に会う事ができ、生活が潤った感じです。



