デール・カーネギーの名著、「人を動かす」を、子ども向けに書き直した1冊です。仲良くしたい友だちがいるのに距離が縮まらない、好かれる人になりたい、クラス変えの後友達ができない、意見が違うとすぐ口喧嘩になっちゃう、などなど、日ごろたくさんの子ども達が直面するような場面が質問としてあげられており、そのアドバイスとして「カーネギーおじさんはこんな風に言っているよ」という解説がされています。
カーネギーの言葉と共に著者の齊藤孝さんの体験談もたくさん盛り込まれています。「僕もこんな失敗をしたよ」「僕はこう考えたよ」という具体的な内容があるので、読み手もとても身近に、楽しく読み進められます。子ども向けではありますが、言葉がシンプルな分、すっと心に入ってきます。改めて元の「人を動かす」を読みたくなりました♪
※「カーネギーおじさんに教わる」シリーズ1