新歌舞伎座にて昨日よりスタート
舞台「十三人の刺客」
最近、閉じこもりがちの義母のために
再び友の会の会員になりましたが
これは興味ないと断られ
芝居好きの姉を誘って行きました。
男前がいっぱいﾍ(ﾟ∀ﾟ*)ﾉ
とても楽しい舞台でした。
映画の１３人の刺客は未だ記憶に新しい。
イタい！グロい！
私のブログ感想はこちら
http://ameblo.jp/kurekure0315/entry-10659609941.html
えぐいけどストーリーはとても面白い。
仲間が増えて団結していくあたり
決死の覚悟で権力に立ち向かっていくのは
映画でも舞台でも感じる痛快さ。
舞台だからきっと血はないなと
安心してたら
口から首から飛びまくってビックリ。
太刀さばきが上手でカッコいい
山口馬木也さんの最期の瞬間にも
水芸みたいに出るもんだから
そのギャップに笑ってしまう。
普通に死なせて欲しかった(^_^;)
舞台では演出上の無理があちこちに出てくる。
必死に演技しているのに
笑いをこらえる場面が多くて困りました。
荒い呼吸の死体、
死人が暗転で走って撤収する姿
弓が当たったのに不死身とか・・・
まずは大目に見る目を持つ努力をしました！
そんな細かいこと抜きで
主役の２人を始めとする豪華キャストを
見るだけでも目の保養に。
高橋克典さん
本宮ひろしさんの作品に出てきそうっていつも思う。
お顔が劇画チックなんですよね。
発声、立ち廻り、立ち姿
期待外れで残念。
映像向きの俳優さんだと思いました。
坂口憲二さん
さすが格闘家の息子さん。
恵まれた体格に気迫は天性のものでしょうか。
剣豪の設定も違和感なし。
暴君でも従わなければならない忠義。
宿命を背負う侍の哀しさ。
初舞台で上手に演じておられました。
竹馬の友でライバルで
２人の絆を劇的に引っ張り過ぎか。
安易に感動的な設定に持っていきがちに。
最期の一騎打ちも納得いかない展開で失笑。
舞台化の難しさを感じました。
でも舞台装置の仕掛けは面白かった。
橋や引出しは良くできてるって感心しました。
有名な迫力満点の殺陣シーンを
再現する演出も演技も
大変だったでしょうね。
脇の俳優さんたちも
とても素敵です。
侍が横にズラッと並ぶ姿に拍手の嵐。
大阪の観客はノリは良いけど
公演中に私語が多いのは何とかして欲しいなあ。
豪華なチャンバラごっこ！
２９日までの公演中。
良い目の保養になりました(*^▽^*)