道の駅保田小学校
過疎化が進んだ鋸南町で閉校した小学校をリノベしてできたのが、
道の駅「保田小」になります。
前身が学校でしたので、
その特色を生かした営業形態をとっています。
食堂のメニューの一つ
「給食セット」
海沿いに行けば
同金額で刺身定食が食べられる店が多数ありますが、
ここでしか食べられないとのことで、
多くの人が注文をしていました。
今でこそ学校給食にご飯が出るようになりましたが、
最近まではパン食が主流でいした。
米国の小麦粉の消費量を増やすための長期的な国策で
導入されたとのことですが、
みごと成功したようです。
私の小学生時代はコッペパン、または食パン。
食パンが3枚お皿の上にのるときもありましたが、
あれは何だったのでしょう。
コメの消費量&作付面積も減少しています。
米については国策で農産物の保護で自由化されていませんが、
将来的には自由化とのうわさも聞こえてきます。
日本の稲作農家は、
外国の富裕層のためにコメを生産し、
日本人は、安い外米を食べる未来の姿が描かれているようです。
1944年の米不足では、
国産米とタイ米のセット販売やブレンド米が強制販売されました。
我が家はセット販売で購入し、
タイ米はカレー用としましたが、
味、品質とも口に合わず、タイ米はご近所の雀のえさとなりました。
幸い、
妻の実家が農家でしたので催促をし
大量の米が送っていただきました。
今は高齢化により、
農業を営むことが困難となり
田は維持管理のため無償で貸しています。
新米の季節に
年貢のおすそ分けをいただく程度なので、
米不足に陥った時には自力解決しかありません。
天候不順で国産米が食べられなくなるのは一時的ですが、
国策として
これからは庶民は外米、富裕層は国産米の時代が来ると思うと、
食の楽しみがなくなります。
ということで、
給食ではなく
私はおさかな定食にしました。