プラッシー(WIKI)
プラッシーには、ジュースに似せた食感を演出するためにみかんの絞りかす(みかんパルプ)が混入されており、開栓前によく振って飲む必要があった。
米穀店で販売されていたため、
「米のとぎ汁が使われている」という都市伝説があった。
また、同じパルプという語感から、添加されているみかんパルプが紙パルプであると誤解されることもあった。
米屋でしか買えなかったジュース、プラッシー。
当時から、なぜ「米屋」だけでしか売られていないのか不思議でした。
瓶入りなので米屋の店頭で飲むには抵抗があり、
冷蔵なしで販売されていたので、
店の前を通り過ぎるだけでした。
ダースケースで積まれていたので、
おそらく米と一緒に宅配されていたのでしょう。
プラッシーの製造元は
テレビドラマ「隠密剣士」や「月光仮面」のスポンサーで有名な武田薬品です。
薬品会社なので飲料水の卸売りルートがなく、
自社製品であった
ビタミン強化米の「ポリライス」の販売ルートを使っていたのが理由とか。
米穀通帳の項で書きましたが、
各家庭コメの購入先は
指定された米屋で購入することが義務付けられていました。
プラッシーはそのときに一緒に配達回収されていたものと推測されます。
私には縁の薄かったプラッシーですが、
隠れたヒット商品だったのかもしれません。
どうしても飲みたくて、
一度1ケース配達をしてもらったことがあります。
WIKIにも書かれているように、
瓶の中で繊維物がみそ汁のように沈殿・漂っており
栄養がありそうな錯覚に陥りました。
また、
薬品会社生産の商品ということで
「サプリ」の雰囲気も醸し出していました。
ちなみに
「スカッとさわやか、コカ・コーラ」のCMが流されていましたが、
「スカット」という飲料水も販売されていました。
炭酸飲料は「スカッと」のイメージなんですね。
(前にスパークという炭酸飲料を紹介しましたが、
飲んだ後の爽快さを言葉で表すと似ていますね。)
こちらは、よく飲みました。