銀座アスターの「アスター麺」

初めての出会いも、映画鑑賞後の「中食」

 

同じくスバル座で「スヌーピーの大冒険」を見た後、

ラーメンを食べに行こうということになった3人組、

 

私が

馬鹿の一つ覚えで「パーコー麺」を提案しましたが、却下。

カウンターで慌てて食べるのではなく、

のんびりと食事ができるところにとなり、

まるちゃんから「アスター麺」が提案されました。

 

二人は小金持ちのご子息に対して私は庶民の子なので、

学生には少し高めのお店でしたが、

自宅の店の金をかなりつまんでいましたので金銭には余裕があり

躊躇することなく即決。

さっそく「アスター」銀座店へ向かいました。

 

食レポは「森昌子」が書いているので引用します。

エビに豚肉、白菜、ネギ、タケノコ、青菜、干しシイタケ、シメジの8種の具材がのった餡(あん)かけ麺。なかなか麺にたどりつけないほどたっぷりと餡がかかっていて食べ応えがあるし、最後まであっつあつ。それがまたおいしいんですよねえ。

子どものころはおばあちゃん子で、祖母が作った料理を食べて育ったものですから和食が好きで、しょうゆやみそ味のお料理をいただくと安心するんです。このアスター麺は、生姜(しょうが)がふわっと香るみそ味の餡と、しょうゆ味のスープ。初めていただいたときに「これ、好きかも!」と。それ以来、仕事で銀座の近くに来たときは立ち寄っておいしくいただいているんですよ。

 

「中国名菜 銀座アスター」のアスター麺 森昌子さん | 朝日新聞デジタルマガジン&[and] (asahi.com)

 

当時も今も、アスター麺の価格は映画鑑賞料金とほぼ同額、

具が多いので餃子をつけると食べすぎですが、勢いで+α

 

麺には必ず餃子が

つきものになります。

 

銀座アスターは後に出店攻勢をかけ、

関東の主要都市には必ずと言ってよいほど

支店ができました。

 

御多分に漏れず、

千葉市内のセンプラ(パルコのまがい物)内にも開店しましたが、

庶民的な価格帯でもなく、

集合ビルの食堂街の一角という立地上

お客様からはファミレス扱いでした。

 

それゆえか、

京成千葉駅前の「東天紅」よりも早く

閉店に追い込まれました。

 

千葉銀座アスター店の思い出と言えば、

階下に「多田屋書店」があり、

書籍購入後、何度か立ち寄りましたが、

やはり定番のアスター麺と餃子を食べていました。

 

ライチをデザートに出していたのですが、

印象的なコピーで

 

楊貴妃が愛してやまないフルーツ「ライチ」

楊貴妃のように美しさを保つことができる果物として紹介されていました。

薬事法などで知らぬ存ぜぬの時代、コピーに制限はありませんでした。

 

ついでに伊藤ハムのCMを思い出したのですが、

「伊藤博文先生も大好きだった伊藤ハム」

あまりにも馬鹿らしくて

未だに覚えています。

 

 

 

 

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