館山市 黒潮ラーメン
地域医療センターの隣接にありました。
友人らと房総へ遊びに行った時に、
魚介ラーメンの看板に誘われて入りました。
店主の蘊蓄(うんちく)が壁に掲げてあり、
①毎日仕入れる新鮮な鯛などの魚のあらを火であぶり、
炊きだしたスープには、魚介の風味が凝縮していること、
②仕入れてきた魚の種類によって出汁が変わるので、
毎日、味は違うとのこと
の説明書きがありました。
魚介系ラーメンといわれるものには
はイワシ煮干しのものが多く、
魚の臭みが残るのが今一つでしたが、
この店のラーメンには
あらの出汁という触れ込みにふさわしく
臭みはありませんでした。
白米おにぎりがサービスについており、
麺を食べ終えた後スープに入れ
ほぐして食べるとよいとのこと。
米を入れてしまうと、
スープまで飲み干さなければならないと考えてしまう
小心者のグループでしたので、PASS。
昔の日本人なので、
「コメを一粒でも残すと目がつぶれる」
「コメには八十八の手間がかかっている」
などの教えを受けてきただけに、残念なことです。
残念ながら、
先日この店の前を通りましたが、
駐車場には車止めと閉店のお知らせ。
病院の患者がラーメンを食べに来るとは考えられないので、
単に過疎化に歯止めが利かない地域のあるあるといったところでしょうか。