東銀座 歌舞伎座の近くといったほうがわかりやすいと思います。
日産のシュールームの裏手辺り、
昭和の残り香を感じさせる一角があり、
その中に店がありました。(過去形)
フォルクスラーメンが私の紹介であるなら、
時計台の「麦みそラーメン」は、清○さんの妖怪となります。
味のほどはともかく、
「大盛」を注文すると、
3割はもやしで占められたラーメンが
味噌ガメに入れられ登場しました。
3人(まるちゃん・清○サン・私)は注文したことはありませんが、
チャレンジしているお客様を何度か目撃しています。
今では
二郎系のラーメンのマシマシが「モヤシ大盛」でもてはやされていますが、
50年前の話なので元祖マシマシとも言えます。
いつもながら本題はここから。
知識が今より
より浅はかだったころ、
この店で、日本海海戦で
日本海軍がロシア海軍を破ることができたかを知りました。
壁に日本海海戦のイラストが貼ってあり、
説明文を読むと
「モヤシ」エライのうんちく。
日本軍の勝利の源は「モヤシ」の説明書きがありました。
この説は店の思い込みではなく、
かなり有名な説のようで、ネットで調べると出てきます。
そのような意味合いでしょうか、
モヤシの多いラーメン屋でした。
学生の身でありながら銀座に用があったのは、
5丁目にあった「イエナ書店」
いまのクリスチャン・ディオールがある場所にあり、
ビルの1階と2階は、近藤書店という別の書店で、3階がイエナ書店でした。
デザイン系が充実していましたので、
バイト代が入ると、3人で物色しに行きました。