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終活爺はあらゆるものを処分中です。

 

ここ十数年、日の目を見なかったものは

近日中にまとめてBOOKOFFへもっていくつもりなので、

ひとくくりに山積みにしていますが

意外と重いものがレコードです。

 

思いいれのあるものもありますが、

目標としては72歳くらいで人生を終わりにしたいと考えていますので、

断捨離を優先しています。

 

今週はレコードの処分中ですが、

聞きたい曲はYouTubeで聞けるので

すべて処分しても未練はありません。

 

昭和のシリーズ話になりますが、

私がレコードを買いあさっていたころは

日本のオーディオブーム真っ最中。

 

スピーカーはJBL アンプはMarantz プレーヤーだけは国産のDENON

レコードは聞くたびにすり減るので。

TEACのオープンリールに録音して再生などと

日本中の高校生から老人に至るまでオーディオ名器をそろえ、

音楽を聴いていました。

 

こだわりのある人は

プリメインアンプが主流の中、

プリアンプ・メインアンプと分けよりよい音質を求めたり、

真空管アンプに変えて音の柔らかさを楽しんだりと

 

いかにオーディオルームがコンサートルームに近くなるのかを

追及していました。

 

我が家も漏れたがわず新製品が出ると買い替えていましたので、

お茶の水DISK UNIONの千葉支店には、かなり貢献しました。
 
今の金額に換算すると、
100万以上の金額をオーディオ機器につぎ込んでいたわけですが、
日本国中の若者の多くはのめりこんでいたので
一般的な日常の家庭の風景でした。
 
20代までの男性たちは
カメラやオーディオ、車などにのめりこんで
これが日本のエネルギーになっていたと思います。
 
皆、後先考えずに散財をしていましたが、
バブル期とは違うのは
金があるから物欲に走るのではなく、
より高品質なものへのあこがれでした。
 
物がない時代から豊かな日本に変わりつつあり、
明るい未来しか考えられない時代でしたので
消費への意欲も旺盛でした。
 
レコードの話に戻ります。
プロコルハルムの青い影

おなじみの曲です。

 

この曲が流行ったのは1967年

日本ではグループサウンズという音楽のジャンルが闊歩した時期で、

ブルー・シャトウ(ジャッキー吉川とブルー・コメッツ)が

大ヒットした年になります。

 

所蔵しているレコードは、輸入版です。

千葉のパルコは、田畑百貨店→西友→パルコと変遷を重ねましたが、

パルコ開店当初に購入したものです。

 

幻想的なイントロと、訳のわからない詩。

自分の中では、ホテルカリフォルニアと青い影は、不朽の名曲です。

荒井由実もこのグループに影響を受けたとのこと。

 

私自身の思い出としては、

10代後半から20代前半の金・土曜日は

新宿のDISCO 「blackseep」で過ごしていたのですが

チークタイムがこの曲でした。