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我が家はケーブルTVなのですが、

CSチャンネルで、

なんと、高校時代、

京成の地下で見た「女子学園 悪い遊び」が上映されるではないですか。

 

「女子学園 悪い遊び」 主演は夏純子&後藤ルミ

当時、時代を反映した映画「おさな妻」と同時上映の作品、

 

ストリーの設定が中学生なので

高校生妻の「おさな妻」とセットだったのでしょうね。

あれから55年近く、懐かしく見ました。

 

映画にしろテレビドラマにしろ、

自主規制をかけているのではないかというものが多くなり、

 

江戸川乱歩や横溝正史などのおどろおどろしい雰囲気のもの、

「木下啓介アワー」など社会問題を提起するよう内容の話は、

テレビでは見ることがなくなりました。

 

「女子学園 悪い遊び」ですが、DVDの解説は以下の通り。

京浜地区にある女子中学校“私立白薔薇学園中等部”。3年生の花子(後藤ルミ)を番長として、利江、ルミ、時子らのズベ公グループがのさばりかえっていた。彼女らは独身の教師塚田(江守徹)に学校祭の運営のことでイビリぬいたりしたが、逆に資金ぐりの責任を負わされる。花子らはチリ紙交換や、泣きバイ、果てはツツモタセまでやって金を作った。しかし、その集めた金を、ある教師に持ち逃げされ、校内は大騒ぎとなる。

 

考えようによっては、

不良少女たちが

学校祭を成功させるために

リヤーカーをひいて廃品回収までするという、

けなげな子供達だったりするわけで、

不良少女たちの未来に明るさを感じてしまう内容です。

 

それにしても、

B級映画と思っていましたが、松原千恵子・江守徹が教師役。

藤竜也・小松方正がわきを固め、

けっこうしっかりした配役を使っていたのでびっくりです。

 

ところで、高校時代は2週に1回、

土曜日の午後は映画館かよいでした。

(当時は週休2日ではないので、午前中は授業がありました。)

 

母親がビラ下券という映画館の無料券を、

いつも知り合いから頂いていたからです。

 

ビラ下券とは、当時、床屋や銭湯、自宅の塀に、

映画館で上映中の映画のポスターを一括して張らせてくれる家があり

お礼として置かれた招待券のことです。

(民家に貼られている共産党や公明党のポスターの感じで)

 

千葉市の話ですが、自分が覚えているだけでもこれだけの映画館がありました。

①京成ウエスト ②京成地下A  ③京成地下B ④東宝 ⑤日活 ⑥東映

⑦千葉劇場 ⑧新興館 ⑨演芸館

ポスターを張っていた家、

上映中の映画は、すべて見ることができたことになります。

 

下は既出の米屋さん。