斜陽館といっても、
一部の人にしかピンとこないとは思いますが、
また、一部の人しか知らない作家「太宰治」の実家になります。
元々はお金持ちの自宅でしたが、
後に旅館業、現在は青森県の片田舎の資料館として利用されています。
私たちが泊まったのは 旅館業を営んでいた時期で、
職場仲間の
〇中、〇川、私の3人で宿泊しました。
前出の「文豪の宿」では2回目宿泊の「越後屋」について取り上げましたが、
初回はこちらになります。
私と〇中さんは
前泊青森、前々泊米沢の
三泊目になります。
新幹線で北上してくる〇川さんとは
五所川原の駅で
落ち合いました。
宿に行く前に
本州最北端の竜飛岬へ寄っています。
竜飛岬には
車が行き来できない国道、
通称 階段国道があります。
この国道を登りにわざわざ、
日本の北の端まで来ました。
「津軽海峡冬景」の歌詞の中に、
「あれは竜飛岬、北の外れと」という一節があり、
当時、日本中で一番有名な岬になりましたが、
他の方の言葉を借りて説明すると以下の通りです。
本州の北のはずれ、などとよく言われるが、実は本州の最北端ではない。
地図で見ればわかるが、本州の最北端は「大間崎」である。
それでも、竜飛崎が大間崎より有名で、竜飛崎が本州の最北と勘違いされるのは、太宰治の「津軽」で描かれたのと、石川さゆりが歌った「津軽海峡冬景色」の影響であろうか。
それでも観光地化されず、「ミッキー食堂」が唯一の商店。
遠く外れた街へやってきた実感がわきました。
建物は健在のようですが、営業はしていないようです。
国道16号野田周辺に
ミッキーハウスという食堂がありましたが、
それに匹敵するお店です。