紅葉のブログ
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日本のすべての天才美術家たちが集まる祭典「アート・カーネスト」

下は幼稚園、上はじいさん、ばあさんの美術の才能を持つ人たちが

皆1度は同じテーマで絵を描いていく。

上から下まで順位をつけられた沢山の絵を見た人たちは

上のものをたたえ、下のものをあざ笑う。

年齢関係なくみな同じテーマなので

いままでにたくさんの天才を生み出してきた。

そんな大会に、今回は彼女も初出場するのである。


しかし・・・・・彼女には荷が重すぎた。


今回のテーマは「空と私(書き手)」

空と聞くと、一見簡単そうに聞こえるかもしれない。

しかし、この単純なもののなかで、どれほどの世界を作り出せるのか、

書き手の腕にかかっている。

風の彼方に

「ふー・・・・・・・」

女は、静かに筆をおいた。

彼女の目の前には少し大きめのキャンパス。

そのキャンパスは、ただただ真っ青に塗られている。


彼女は西川ななこといった。

日本最大級を誇る名門「白金学園」の1年にして

部員数100人以上の美術部のエースである。

そんな彼女も、今回の課題には頭を悩ませていた。