季節風 | 暮部拓哉オフィシャルブログ Powered by Ameba

季節風

「季節風」


桜並木をくぐり抜け握り締めた番号探す
歓喜の声に囲まれて夢も涙も花も散った
lalala

40度のマウンドで片膝をついてうなだれた
スポーツ欄の片隅に一行足らずの青春さ
lalala

負けそうで 噛み締めてこらえたあの青春に
今もまだその胸に痛みを隠してたら

泣き顏に風が歌う 泣き顏に風が歌う
泣き顏に風が歌う 泣き顏に風が歌う


放課後の渡り廊下で私の名前だけを消した
儚く消えた初恋は金木犀の花の香り
lalala

24時間の明かりは行き場所のない吹き溜まりで
夜が明けるまではしゃいでも見上げた雪は寂しかった
lalala


誰も皆 錆び付いて閉じ込められた時間に
一度だけたった一度だけが叶わない

泣き顏に風が歌う 泣き顏に風が歌う
泣き顏に風が歌う 泣き顏に風が歌う


今きみはどこにいてこの風に吹かれている?
その顔に悲しい涙は似合わない

泣き顏に風が歌う 泣き顏に風が歌う
泣き顏に風が歌う 泣き顏に風が歌う


一人ぼっちの夜ならば少し僕と旅をしよう
僕がギターを弾くから君は声に出して歌って
ラララ



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インターネットラジオ
juscli「新東京フォークデイズ」にて
今回の新東京フォークデイズ2で
1曲目に歌うオープニングテーマ曲の
テーマを募集しました。

たくさんいただいた中、当初はそのキーワードを
すべて埋め込もうかという話もあったのですが
今回は日本の「四季」というテーマをいただく事にしました。

年が明け1月5日にバンドメンバーに譜面を提出するという
期限が最終締め切りだったため
1月4日なんとか書き上げ
1月5日、田村さんに家まで来てもらい
最終のメロディーをつめ直しました。
実はこの作業がとんでもなく勉強になるんですね~。
毎回本当にすごいソングライターだと尊敬します。
その晩、詞を書き上げることが出来て完成したと思ったら
翌日には田村さんがアレンジを完成していたという
神的な早業でした。