クレアチンとクレアチニンの違いは何でしょうか。
名前が似ているので混同しがちなのですが、実はどちらもまったく違う成分になるんですよね。
クレアチンとは、肝臓などの臓器で作られるアミノ酸で、成分としては以下の3つから構成されています。
アルギニン、グリシン、メチオニン
このクレアチンは全身の骨や筋肉内にあり、筋肉を動かすときのエネルギーを常に作り出しているアミノ酸になります。
対して、クレアチニンは運動やトレーニングでクレアチンが分解されてできた老廃物になり、やがて尿として排出されるものです。
つまり、クレアチンが筋肉を動かすのに必要なエネルギーで、クレアチニンがそのエネルギー代謝として生成される老廃物だったんですね。
両者は明確に違っていて、エネルギー代謝の前と後の物質になります。
以上、クレアチンとクレアチニンの違いでした。