司 「本日のテーマは「宇宙はスキマで繋がっている」です。
それでは、真昼田さんにお話しして頂きます。」

真昼 「ニュートリノという素粒子の事を聞いた事があるでしょうか?

2002年にニュートリノの観測を成功させた小柴昌俊教授がノーベル物理学賞を受賞した事で有名になりました。

ニュートリノは非常に小さい上、中性であるので、何処にも影響せずに通り抜けてしまいます。

太陽から来たニュートリノは私たちの体を通り抜け、地面を通り抜け、地球の反対側に行って、そこに立っている人の足から頭を通り抜けてしまうという事です。

何故かというと、ニュートリノの大きさは、原子核を地球の大きさにタトエると、米粒ほどの大きさしかないそうです。
ニュートリノから見たら、全ての物質はすかすかのスキマだらけという事になります。

そう考えれば、この宇宙に存在する物は全てスキマで繋がっているという事です。

タトエば、白いスケッチブックに点で絵を描く点描画という物がありますが、極端な話し黒いペンで点を書いて見ると、黒い点と点の間には白いスケッチブックの白が存在します。

この白い部分をスキマと見れば、宇宙には様々な個が存在しますが、全ては大きなスキマにある点でしかなく、この原子の点が集まって個々を作っている事になります。」

司 「なるほど~、ニュートリノのように、全ての物質を自由自在に通り抜けられるという事は、大きなフィールドを駆け回ってるような物ですね。」

真昼 「その通りです。スキマがあると考えれば、好きな人も嫌いな人も結果的には皆んな繋がっていると言えます。」

司 「しかし、全ては一つと考えると個々人が持つアイデンティティは損失されてしまうように思えてしまいますが、いかがでしょうか?」

真昼 「確かに全体と個人の関係は、一見すると矛盾しているようにも思えます。
しかし、この関係こそが重要なのです。

全体が神か神の一部分かと考えるのは置いといて、この全体と個人の関係が神と人間の関係と考える事が出来るのです。」

司 「では、次回その辺りを詳しく語って頂きます。
ありがとうございました。」



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