司 「では、自己愛性人格障害とはどの様な物なのでしょうか。」

真昼 「自分を愛するという行為は、誰でも持っている健全な心の状態です。
しかし、それが肥大化し、自分に対する「誇大感」を持つようになると、自己愛性人格障害になります。

自分は特別な人間で一般の人とは違うんだという意識があり、普通な生き方を嫌います。
自分は特別な能力があり、何でも自分の思い通りになると妄想し、そのようにしたがる傾向が強い人です。

そのような人が、なまじっか神秘体験などしてしまうと、自らを神だとかメシヤだとか言い始めてしまうのです。」

司 「なるほど…」

真昼 「20世紀最高の聖女、マザーテレサも彼女が36才の頃、列車に乗っている時にイエスキリストに会うという神秘体験をしています。
この時、イエスキリストから指示を与えられ、インドの最も貧しい貧民街で奉仕活動をしてノーベル平和賞を受賞したのは、あまりにも有名な話しです。
しかし、近年マザーテレサ自身も奉仕活動をし、ノーベル平和賞を受賞した後も、自身の中に潜む神への不信感に苦しんでいたと発表され、全世界に衝撃を与えました。

マザーテレサが自己愛が強い人だったら、逆にそんな葛藤は生まれなかったかも知れません。」

司 「なるほど、啓示を受け行動する事と、自らを神やメシヤだと名乗る事は直接の因果関係はないという事ですね。」

真昼 「その通りです。
メシヤを名乗る人物を信じてしまうのは、その人がメシヤだからではなく、その人があまりにも強く自らをメシヤだと主張するからなんです。

その根拠は、自称メシヤ自身が自分をメシヤだと信じているという事に過ぎません。
メシヤを一番信じている信者は、メシヤ自身だという事です。

信者の中には夢で見たとか、啓示を受けてメシヤだと信じたという人もいるかも知れませんが、いずれにしても根拠は十分ではありません。

また、自称メシヤ達が説く経典などは、完全なオリジナルではないのではないかという点も共通してると思われます。」

司 「なるほど、またまたお時間になりましたので、その辺りは次回にお送り致します。」



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