司会者(以下司): こんにちは、「こころの処方箋」の時間がやってまいりました。本日のテーマは、「メサイアコンプレックスについて」です。
本日は、心理学のエキスパート、慶應義塾大学非常勤講師、植木理恵先生、
をホンマでっかTVで見て憧れているという「真昼田よう」さんをお迎えしてお話しを聞きたいと思います。
真: どうも、真昼田ようです。
司: 真昼田さんは、心理学にはお詳しいのですか?
真: はい、ズブのド素人です。
司: …、そうですか…、若干不安ではありますが、真昼田さんに「メサイアコンプレックス」について解説して頂きます。
真: はい、メサイアコンプレックスというのは、メサイア=メシヤという事でして、メシヤコンプレックスという事も出来ます。
コンプレックスというと劣等感という風に置き換えられますが、実際はフェティシズムと同義語で、異常な執着を表すのですね。
マザコンであれば母親、ロリコンであれば少女、大村崑であればオロナミンCといった具合ですね。
司: 最後がちょっとわかりませんでしたが、具体的にはどのような状態なのでしょうか?
真: はい、メサイアコンプレックスは、自分自身の事は愛せない、あるいは頓着しないのに、高名な理想や偉大な事業に目を向け過ぎる傾向の事です。
「人の役にたちたい」「人の為に生きたい」という気持ちは、誰もが持つ立派な公徳心ですが、それらが特定の条件下、すなわち宗教や集団の中で悪用されたり、却って社会に迷惑をかけるような行為に結びつく結果になるという事です。
司: なるほど、例えばどんな方がメサイアコンプレックスに陥り易いのでしょうか?
真: そうですね、一概には言えませんが、人の良い人、素直な人、相手の言う事を真に受ける人などでしょうか。
特に日本では、若者や素直なご婦人が宗教にのめり込んで問題になるケースが多いですね。
司: 具体例などありますか?
真: 例えば、ある人がある宗教に勧誘されたとします。
最初はアンケートと言われ答えると、人生の目的を学べるビデオセンターという所に連れて行かれます。
そこで一月くらい学んだ後、八王子あたりの宿泊施設で泊まりこみのセミナーに参加させられ宗教である事を証されます。
そこでは、可哀想な神様を解放する、地上天国を実現するといった理想を掲げ、共感し易いような雰囲気を作ります。
やっかいなのは、そこにいるスタッフもそれを信じているという事です。後はラインに乗せられ様々な活動要員が出来るのです。
司: 今の所、特別な問題があるようには思えませんが…
真: そうですね。
それで本当に地上に天国を作るのであれば、素晴らしい団体という事になりますが、実際は天国を作ると言いながら、信者に異常な金集めをさせ、それらが非常に利己的な目的に消費されているという点です。
信者は天国を作る為と信じていますから、過度の借金を重ね献金をします。
実際の生活が悲惨な状況であるにも関わらず、相変わらず天国を作る為と高名な理想に執着し続ける…このような状態がメサイアコンプレックスであります。
ただ、本人は信仰心と相俟って自分の状況を冷静に判断出来ない傾向があります。
司: なるほど、本日はここまでですが、引き続き次回もメサイアコンプレックスについて学んでみたいと思います。
つづく
本日は、心理学のエキスパート、慶應義塾大学非常勤講師、植木理恵先生、
をホンマでっかTVで見て憧れているという「真昼田よう」さんをお迎えしてお話しを聞きたいと思います。
真: どうも、真昼田ようです。
司: 真昼田さんは、心理学にはお詳しいのですか?
真: はい、ズブのド素人です。
司: …、そうですか…、若干不安ではありますが、真昼田さんに「メサイアコンプレックス」について解説して頂きます。
真: はい、メサイアコンプレックスというのは、メサイア=メシヤという事でして、メシヤコンプレックスという事も出来ます。
コンプレックスというと劣等感という風に置き換えられますが、実際はフェティシズムと同義語で、異常な執着を表すのですね。
マザコンであれば母親、ロリコンであれば少女、大村崑であればオロナミンCといった具合ですね。
司: 最後がちょっとわかりませんでしたが、具体的にはどのような状態なのでしょうか?
真: はい、メサイアコンプレックスは、自分自身の事は愛せない、あるいは頓着しないのに、高名な理想や偉大な事業に目を向け過ぎる傾向の事です。
「人の役にたちたい」「人の為に生きたい」という気持ちは、誰もが持つ立派な公徳心ですが、それらが特定の条件下、すなわち宗教や集団の中で悪用されたり、却って社会に迷惑をかけるような行為に結びつく結果になるという事です。
司: なるほど、例えばどんな方がメサイアコンプレックスに陥り易いのでしょうか?
真: そうですね、一概には言えませんが、人の良い人、素直な人、相手の言う事を真に受ける人などでしょうか。
特に日本では、若者や素直なご婦人が宗教にのめり込んで問題になるケースが多いですね。
司: 具体例などありますか?
真: 例えば、ある人がある宗教に勧誘されたとします。
最初はアンケートと言われ答えると、人生の目的を学べるビデオセンターという所に連れて行かれます。
そこで一月くらい学んだ後、八王子あたりの宿泊施設で泊まりこみのセミナーに参加させられ宗教である事を証されます。
そこでは、可哀想な神様を解放する、地上天国を実現するといった理想を掲げ、共感し易いような雰囲気を作ります。
やっかいなのは、そこにいるスタッフもそれを信じているという事です。後はラインに乗せられ様々な活動要員が出来るのです。
司: 今の所、特別な問題があるようには思えませんが…
真: そうですね。
それで本当に地上に天国を作るのであれば、素晴らしい団体という事になりますが、実際は天国を作ると言いながら、信者に異常な金集めをさせ、それらが非常に利己的な目的に消費されているという点です。
信者は天国を作る為と信じていますから、過度の借金を重ね献金をします。
実際の生活が悲惨な状況であるにも関わらず、相変わらず天国を作る為と高名な理想に執着し続ける…このような状態がメサイアコンプレックスであります。
ただ、本人は信仰心と相俟って自分の状況を冷静に判断出来ない傾向があります。
司: なるほど、本日はここまでですが、引き続き次回もメサイアコンプレックスについて学んでみたいと思います。
つづく