6月の余暇活動 & 台風7号 | 鞍手ゆたか福祉会スタッフブログ

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鞍手ゆたか福祉会は、福岡県鞍手町を拠点に、直方市、宮若市、行橋市、北九州市、福岡市、宇美町、長崎県大村市、
東京都新宿区で障碍者や高齢者の支援を行っている社会福祉法人です。

 6月のレジデンス余暇活動は、いつもとは趣向の異なるものになりました。

大村市・教育委員会・歯科医師会等が主催の「お口の健康フェスティバル」に参加。

 

 まずは「受診者にはお口の健康グッズプレゼント♪」の言葉に惹かれて「気付き支援型:新しい成人歯科検診」というブースへ。

「親知らずが気になる」と言っていた方、ここ1~2年歯医者さんにかかっていないという方にとってはちょうどいい機会になりました。歯科医師、歯科衛生士のお姉さんがじっくりと相談にのってくれました。

 

クイズの答え合わせの後には野菜ジュースのプレゼントも。

 

カルシウムたっぷりおやつ試食会もありました。

 

 一人の方は最近歯科受診され、親知らずの抜歯に向けて準備されており、一人の方はこのイベントでお医者さんに早めの受診を勧められ、仕事の休みの日に合わせて行く予定となりました。

 

 歯肉炎っぽくなってしまってた方もこの日以来丁寧に磨くようになり、改善されました。近場で無料イベントで、歯ブラシやフッ素入り歯磨き粉等プレゼントまでいただいて充実したひとときとなりました。

 

 

 話は変わりますが、73日は台風7号の影響で、急きょカレッジながさきが休業となり、それに伴ってレジデンスは急きょ日勤者を2名配置、シフト調整での対応となりました。

 

 風雨が強い中、午後になって停電。利用者のYさんが、電線が断線しているのを窓から眺めていて発見! すぐに職員に知らせてくれたので、日勤者が九州電力に連絡を入れ、雨風のなか工事をしてもらい16時過ぎには復旧。電気がつきました。

 

 この日は大村市内だけで100戸もの停電で、Yさんが早くに気付いて知らせてくれたからよかったものの、そうでなければ混雑して電話もつながりにくい状況で、その日じゅうに工事に駆けつけてもらえたかもわかりません。Yさんは普段は寡黙な方なのですが、よくぞ知らせてくださった、と感謝いたしました。

 

 また、今回人生初の停電を経験することになったSさん。「いつになったら電気がつくのか?」と心配で日勤者のそばを離れられなかったり、九電さんの工事の様子を遠巻きに眺めたりしながら過ごされました。電気がつくまで長く感じられたことでしょう。今回のような不測の事態も経験され、停電・断線の時は「九電に電話」というのも覚えられたので、また同様なことが起きたらSさんのほうから「九電に電話しないといけないです」と私たちを促してくれるようにさえ思います。

 

 初めての停電という状況を頑張って乗り越えたSさんと、お手柄だったYさんの行動にほっこりした一日となりました。

 レジデンス大村の田中でした。

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