手を出し過ぎない | 鞍手ゆたか福祉会スタッフブログ

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鞍手ゆたか福祉会は、福岡県鞍手町を拠点に、直方市、宮若市、行橋市、北九州市、福岡市、宇美町、長崎県大村市、
東京都新宿区で障碍者や高齢者の支援を行っている社会福祉法人です。

段々と暖かくなって、本部の周りも草木がぐんぐんと生長してきましたクローバー

みなさんこんにちは事務員(用務員?)4号です。

最近私が注意していることに

 

手を出しすぎない

 

 ということがあります。

 

私は前職で8年ほどサービス業をやっておりました。

長くやってきたせいなのか、未だに抜けきれないクセが色々とあります。

例えばブライダルにいたときに、「お客様から求められる前にサービスを提供する」ということに気をつけていました。

これが習慣となってしまい、食事中子どもがお茶をこぼしそうだなと思ったら、指摘する前にサッと位置をずらしてしまったり、子どもの口にソースが付いたら、「ティッシュ取って」と言われる前に渡してあげたり(←余計なお世話ですね)、一緒に遊んでいても予め危ないなと思ったらクッションを置いてしまう様な感じでした。

ですが、予め危険を排除していくと当然子どもの能力は一向に向上しません。

いつまで経っても食卓のお茶は溢れそうなままなのです。えーん

手を出したいところをぐっと我慢して、子どもが失敗し、自分の意思で直すことを待つことが大切なんだろうなあと感じています。なかなか我慢しきれませんが、、、。

 

そしてまた、「手を出しすぎること」で伸びるはずの芽を摘むことにもなるのかなとも感じています。

昔、長男が「折り紙で薔薇を折って」と言ってきたとき、折ったことのなかった私はこっそり練習をして、後日「はいどうぞ」と折ったものをあげました。

息子は嬉しそうな笑顔で「すごい!僕もやってみる」といって折り紙の本を一生懸命に読みながら折っていました。

私は「まだ難しいだろう。そのうち諦めるかな」と思いながら、そっとしておきました。

しかし、予想を裏切り息子は一人で折り紙を折り続け、7年経った今ではこの様な作品を折るようになりました。

 

 

作品名:パピヨン                  

 

 

      作品名:1週間後の花束

 

ただの息子自慢です()

 

もし私が手取り足取り教えて、「これくらいがちょうど良いだろう」という本を与えていたら、長男はここまで折り紙を続けていないかもしれません。

 

自分から挑戦し、自分で解決する

 

という機会を、私が手を出す事で台無しにしなくて良かったなと今は思っています。

そんな私は、今月から息子に感化され、一緒に折り紙をすることにしました。

目標があった方が良いだろうと言うことで、「日本折り紙協会」が認定する「折り紙講師試験」なるものに一年後息子と一緒に挑戦します。

子どもと同じものができることに喜びを感じるとともに、負けられないと密かに危機感を感じていますあせる

もちろん仕事も同じ位頑張りますよキョロキョロ

 

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