今年の節分は・・・ | 鞍手ゆたか福祉会スタッフブログ

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鞍手ゆたか福祉会は、福岡県鞍手町を拠点に、直方市、宮若市、行橋市、北九州市、福岡市、宇美町、長崎県大村市、
東京都新宿区で障碍者や高齢者の支援を行っている社会福祉法人です。

2月3日、節分行事を行いました節分
昼食は恵方巻き恵方巻、午後のレクリエーションでは、職員主催の音楽レクリエーションルンルンと豆まきパーを行いました。
YOUYOU館では、行事の少し前から利用者さんへの動機づけを始めます。日中や食前レクリエーションで、その行事の成り立ちや、それにちなんだお話を利用者の皆さんと一緒に考える形で再認識し想像を膨らませておいていただくためです。
それをするのとしないのとでは、本番の盛り上がり爆  笑や皆さんの意気込みグーが変わってきます。
今回の節分の動機づけの際、皆さんのしーーーんガーンとした時間が一番続いたのは、「「節分」と「立春」はどちらが先・・・?」という問いかけでした。私も実際、今年初めて意識して考えたかも・・と思いましたが、それ以上に皆、私に聞かないでオーラアセアセを放っていました。
そんなこんなで、本番!!
職員扮する鬼節分に、本気で驚いて、中にいる私の目には、泣き顔に近い方えーん、戦闘モードの方ムキー、知らん顔の方キョロキョロ・・・様々なお顔を拝見することができ、達成感に満ち溢れました、私が。
 
食後や豆まきのあと、皆さんの満足感・達成感も知りたくて、「何食べました?」「何しました?」「どう感じました?」と、伺いました。職員にとっては、これも大事な作業です。次回に繋げるためにも、その方々の現状を知るためにも。
現在、YOUYOU館の介護度は結構上がってきており、それに比例するように、昔を思い出す事や短期記憶をするのが難しく、自ら、気分転換や他者との交流を図れない人が多くなっています。
そのために、動機づけや行事の後の振り返りを通し、行事全体を楽しんでいただくように努めなければなりません。
利用者さん目線で、臨機応変にケアができるような事業所でありたいと思った節分でした。