優しさをやわらかく♪ | 鞍手ゆたか福祉会スタッフブログ

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鞍手ゆたか福祉会は、福岡県鞍手町を拠点に、直方市、宮若市、行橋市、北九州市、福岡市、宇美町、長崎県大村市、
東京都新宿区で障碍者や高齢者の支援を行っている社会福祉法人です。

こんにちは。事務員3号です。

 

 法人本部がある福岡県鞍手町の広報誌『くらて広報 11月号』。

なにげなく目を通していたとき、ひとつの記事が目に留まりました。

 

 「ペットと幸せに暮らすために・・・」 という題名。

 

11月は飼い主のマナーアップ推進月間だそうです。

いつもの私なら、さらっと読むというより「見て」という表現があっているくらいの

さらっと目を通す程度でした。

 

どうして目に留まったかというと・・・ 11月3日に鞍手町「少年の主張」大会に息子が

発表者として参加したことがきっかけです。

 

 

 息子は 『 愛犬そらまめといっしょに 』という題で、動物の命の大切さを訴えました。

題名からも分かるかもしれませんが、我が家の飼い犬そらまめは、今1歳7か月。

1歳の誕生日の月に、食道に病気があることが分かりそれをきっかけにご飯を全く

食べなくなりました。それから、この7か月間の闘病生活を通して、飼い犬が家族の

一員であること。命の大切さを知ったという内容のものでした。

 

 

 私たち家族にとって、この7か月はとても長く感じます。なかなか原因が分からず

動物病院を転々とし、やっと食道の病気が見つかり安心したのも束の間・・・(´;ω;`)ウゥゥ

 

 

それでも、食べない

違う病気の可能性もあるかも

大きな病気・・・心臓病も可能性が高い

 

 

 入退院を繰り返し、ひどいときは毎日通院しました。

動物を飼うことを安易に考えていたのかもしれない自分に対して

葛藤する苦しい日々が続きました。

散歩しているワンちゃんを見るたびに、なぜ我が家だけこんな目にあうのか心が痛みました。

 

 結局、今もはっきりとした原因がわからないまま、なんとか今を私たち家族と生きています。あとどれくらい生きられるのか、この先、以前のように元気になることができるのか。

 

まったくわからない闇の中にいた私に、息子がこの作文を通して教えてくれたのです。

私たちが今決して闇の中にいるのではなく、そらまめといっしょに過ごせた今日に感謝して

たくさん思い出を作って楽しもうと、一生懸命発表する姿を見て涙、涙でした。

 

 

 先日、サンガーデン鞍手の敷地内で生まれたばかりの子猫が保護されました。

おそらく野良猫が生んだのであろうと思われます。

 

 保護しても飼い主が見つからなければ、保健所ではペットの収容期間は7日。

そのあとは譲渡先がみつかったほんの一部を除いて、殺処分されてしまうのだそうです。

幸い、この子猫は優しい飼い主さんが見つかり、暖かいお家で幸せに暮らすことが

できています。

 

 私の愛読書《しごとのきほん くらしのきほん100》 筆者 松浦弥太郎 マガジンハウス発行の中に

 

やさしさを、やわらかく。

  (やさしいのは、すでに基本なのかもしれません。やさしさを、やわらかさでそっと包む。

そんな贈り物を交換しあうように、コミュニケーションを取れたらすてきです。シチューに入れ    たジャガイモやお肉は、かたいよりもやわらかいほうが、やさしい。人との接し方もそれと似ています。厳しくてかたいのも立派なことですが、やさしくて、やわらかいほうが、味わい深い気がします)                   ・・・「しごとのきほん くらしのきほん100」より抜粋

 

とあります。とても大好きな言葉です。

 

 

       やわらかい優しさを心にもって

 

       やわらかい日々を送れたらいいなぁと思う毎日です。

 

 

 

 

拾われた幸せものの子猫の『はなちゃん』です(*^_^*)

生後1カ月くらいだそうです♥

 

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