自分の殻。 | 鞍手ゆたか福祉会スタッフブログ

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鞍手ゆたか福祉会は、福岡県鞍手町を拠点に、直方市、宮若市、行橋市、北九州市、福岡市、宇美町、長崎県大村市、
東京都新宿区で障碍者や高齢者の支援を行っている社会福祉法人です。

私は4月に入社しカレッジ福岡で
約半年間の研修を経て11月に
カレッジながさきに異動致しました。


異動して2か月、
充実した毎日を過ごしておりますが
実はある悩みがありました。


学生さんとの距離が
なかなか縮まらない。


もちろん近すぎてもいけないかもしれません。
でも、遠すぎてもいけない。


学生さんと好きなアニメや
アイドルのお話をしても
なかなか距離が縮むまではいきませんでした。


なぜなのだろう。


と考えていたある日

社会でのマナーをテーマにした
活動の内容を考えていたときのことでした。


社会での
あいさつ、身だしなみ、自己紹介など
様々なポイントをおさえようということで


自己紹介についてのポイントを
私のほうで事前に調べていた時、

今の私にすごくいいヒントとなる
ワードを見つけました。


自分から自分をさらす。


このワードを見て気づきました。


学生さんは、
まだ私がどういう人なのか
知らないのでは?

カレッジながさきに異動して約2か月。
私は名前ぐらいしか自己紹介をしていない。

それだけじゃ、人は誰でも
相手の方がどんな人なのかわからないし
この人どんな人なのだろう。と
探る期間があって当たり前。


よし!これだ!


と思い、
その日の活動でありのままの
自分を出してみることにしました。


楽しいこと、
面白いことが大好きな私は
実はモノマネが好きなので(上手くないですが・・・)、
演技派でいくことにしました…!!!!!


まず、社会でのあいさつ。
明るいあいさつは勿論、暗いあいさつも表情をつけてよりオーバーに。

そして服装。
良い例、悪い例のポイントを挙げ、
悪い例では実際に私が可能な範囲で乱れた服装やボサボサの髪型をしてみたり…

と、自分から自分をさらけだしました。

すると学生さんは普段私の見たことのない
乱れた服装や髪型、表情を見て大笑い(=⌒▽⌒=)

私から見る学生さんの表情も、私がカレッジながさきに来て
私が担当する活動時間では見たことのない自然な笑みキラキラした目

とても嬉しくなりました(^O^)

活動後の学生さんの表情も良く、「良かった」「楽しかった」という感想もいただけて
なにより私自身がこれまで活動を終えたときと違った感触を味わうことができ、
学生さんとも自然体の私で接することができるようになりました。

自分の殻を少し破り、
自己満足かもしれませんが、学生さんと距離が縮まったかな。と思った日でした。

学生のみなさん。ありがとう。

今回の経験をきっかけに、少しずつ自分の殻をどんどん破って
学生さんとより良い距離感を築き、笑顔いっぱいの毎日を過ごしていきたいと思います。


カレッジながさき  支援教員 冨澤