橋下VS水道橋博士
水道橋博士が生放送中に自ら降板して話題になっている「たかじんNOマネー」は、私もたまにお呼ばれすることのある番組です。
なんというか、すごく盛り上がったみたいで私も出たかったなー、と思ってしまいました。
「小金稼ぎのコメンテーター」って言われたら、私ならどう言ったかなあ。
「うーん、確かに」
反論できないなあ。収入のメインでもないし。
橋下さんって昔は苦手だったけど、最近「結構スジが通ってるなあ」と感心することが多いです。
慰安婦のこととか、「戦争というのはそういうもの」って、おかしな発言じゃないと思ってます。
戦時中って慰安婦どころか、殺人が肯定されてる異常な状況ですからね。
米軍に風俗勧めてたのは余計なお世話だったけど、後に謝罪撤回してたし。
コメンテーターと違って政治家は「言い捨て」できない、これも橋下さんの言う通り。
大変な立場だから、「遺憾です」に代表される曖昧で具体性を欠くことしか言わない人が多い中、橋下さんみたいにはっきりいろんなこと言う人は、貴重な存在だと思います。
教育のこととかオスプレイのこととか、「えー?」ってのけぞることもたまにあるけど。
だから、全面的に応援は出来ないんだよなあ。
それにしても水道橋博士も、やっぱり違う意味で「スジが通った人」なんだなあと思います。
批難する人も多いようだけど、あの場では席を立たないことのほうがずっと楽なはず。
敢えてあんな強い意思表示をしたところに、予定調和に染まりきらない気概を感じました。