おはようございます。2月27日(水)池田の朝は曇り空のスタートです。

 「薄氷を踏む思いだったが、1票差は『決める政治』への大きな第一歩だ」安倍晋三首相は採決後、首相官邸で記者団に胸を張った。朝刊にはそう書かれていました。
 野党の方が数が多い参議院で政府が提案した補正予算案が1票差とはいえ可決成立したのですからその意義は大きいものです。

 野党のいくつかが是々非々の姿勢で賛成に回ったことが大きかったのでしょう。何でも反対の野党ではなく、是々非々の姿勢は大事なことです。
 一方野党共闘の方もきっちりと対案を示しながら反対されたとのことですからそれはそれで、野党の姿勢としては評価できますね。ただその中で一抜け二抜けの現象が出てくるのはどうも・・・、と思っています。

 せっかく上がり続けていた株価がいったん小休止。イタリアの選挙結果を受けてヨーロッパの金融不安が再燃するかも、そんな懸念から円安株高もストップとか。まさにグローバルな地球社会ですからヨーロッパの政治・経済の不安定は即アジアの問題になってくるのですね。

 上院・下院の同時選挙というのはわかりやすいですね。そして右派・左派、本来はそのどちらかが勝利をすることによって政権が樹立されるということになるのでしょうが、同時選挙でもそこがねじれるというのも摩訶不思議なことです。それも民意と言えば民意なのでしょうが・・。

 政党間の話し合いによって政権樹立が出来なければ再選挙、イタリアの政治不安定がヨーロッパはもとよりアメリカやアジアに少なからず影響を及ぼす。そういう構図のようですね、いささかじれったいですが、いま私にできることは何もありませんただ黙って安定を祈るのみです。

 ということで皆さん、今日も一日。明るく楽しく、元気に頑張りましょう!