おはようございます。12月5日(水)池田の朝は曇り空のスタートです。

 昨日の大阪府高齢者大学校の公開講座のテーマは「大阪と中央政界の現状と将来展望」でした。2か月以上も前に日程とテーマが決まっていたものですが、あまりにもタイムリーではありました。第46回衆議院選挙の公示日ということもあって、少々気を遣いながら持論を述べさせていただいてまいりました。

 「大阪の元気を取り戻すために・・・」そんな質問がありました。中央省庁の一つくらいは大阪にあっても面白いですね。テレビで閣議に参加なんてのも不可能ではないでしょうし。出先機関ではだめ、本省(丁)でないと意味がありません、今の時代決して不可能ではないでしょうに。

 二つ目は関西空港を真にアジアに開かれたハブ空港として活用することを考えることです。そのためには関空の着陸料の値下げが一つの大きなインパクトになります。1兆円を超える有利子負債を抱える関空救済のために政府から拠出されていた補給金がこのところ減額に次ぐ減額です。関空と伊丹を統合して民間の手で運用。従ってその辺は民間の知恵、企業努力で頑張っていただかないと。そういう言い分でしょうが、それは違います。
 
 関西空港のハブ空港化は国策として明確に目標を定めて実施していかないと日本は大阪はアジアの他の国から置いて行かれるのは明らかです。
 「ジェット転換まず50便、来春から、10市協了承」昨日、今日と新聞に選挙報道の隙間を埋めて、それなりに大きく報道されています。
 10市協が了承したから50便が増える(プロペラからジェットへ転換される)みたいな書き方ですね。10市協は数年前、いや10年以上も前から了承済みです、プロペラのYS機から低騒音型のジェットに切り替えるなんて大阪空港の存続協定時に言われていたことなんですから。
 今大阪として大切なことは関空周辺の自治体連合と伊丹周辺の自治体連合が心合わせをして国と対峙すること。大阪の発展、関西の再生にために大事なこととの確認を行ったのが昨年の春の事です。
 伊丹のジェット切り替えが関空の活性化の足を引っ張ることはあり得ません。関空のLCC導入、伊丹の活性化に加えて今必要なのは国策として関空の着陸料値下げの為にも、政府の補給金を確保することであると思っています。関係者の皆さん、せっかくの機会ですから各候補者にもそのことを理解していただこうではありませんか!

 ということでまたまた長くなってしまいました、ごめんなさいです。

 それではみなさん、今日も一日、明るく楽しく、元気に頑張りましょう!