おはようございます。7月3日(火)池田の朝は大雨のスタートです。

 とうとう離党、新党結成か?その昔の新自由クラブの結党や、日本新党ブームに何かしら心踊らされた思いのある私ですが、今回は何ら心躍るものが無いのは決して年齢のせいでは無いように思うのですが・・・・。

 社会保障の一体改革の全体像が見えない中での消費税の増税に対して疑問を抱く声はあるものの、その声の多くが小沢新党に対して期待を抱いているものでも無いようですね。

 社会保障の一体改革の全体像と消費税の増税については「鶏と卵」の感があります。私は子ども子育て新システムの基本制度ワーキングに参加させて頂いて「財源が見えない中での議論は不毛に終わるのでは・・・?」と何度も申し上げたことを記憶しています。やはり新しいことに取り組むには、社会保障を今の状態で継続する、充実するためには財源の裏付けが必要なことは言うまでもありません。消費税の増税はそのための特定財源と位置付けてその財源の裏付けを柱にこれから社会保障改革の全体像を見せて頂き、国民がそれなりに納得したところ(1年9カ月先)で具体の増税実施という筋書きならいたし方の無いことだと思っています。

 国民の納得を売るためには社会保障改革について、その内容について、徹底的に議論していただく必要があります。「子ども」の分野等今回の衆議院での審議時間は129時間だったとか。これはあの「安保」に次いで史上2番目の審議時間だったと伺いました。時間をかけることがすべてとは思いませんが与野党が国民の前でそれぞれの考えを披歴して修正可決されたのですから、それはそれで極めて民主的、国民のための結論を得られたものと思っています。

 では消費税についてはどうでしょうか。やはり「社会保障改革の全体像が見えてこないと・・」ということでしょうね。政党の中のごたごたや政局についての報道ばかりが目についたこの一週間でしたが、いよいよこれから残された時間内で社会保障改革の全体像について国民の前での議論が始まることを期待して見守りたいものです。

 薫風政治塾では先の公開講座でその社会保障の一体改革と消費税をテーマに公開講座を行ったところですが、次回はぐっと身近な地方自治の問題、池田市の地域分権制度を中心に勉強することになっています。7月8日、3時半から、場所は池田市民文化会館1階特別会議室です。今回は公開講座ではありませんが、5名程度のオブザーバー参加(受講費用として2000円頂戴いたします)は可能です。関心のある方はご参加ください。

 今日は雨の中ですが12時から宝塚のシネ・ビビアで上映されている映画「晴れ舞台はブロードウェーで!~シニア劇団の挑戦~」を仲間と一緒に見てこようと思っています。箕面市で誕生したアマチュアのシニア劇団がニューヨークはブロードウェーで公演を実行して、拍手喝さい。涙と笑いのドキュメンタリー映画だそうです。6日まで上映されているそうですから興味のある方はぜひご覧ください。

 夜は兵庫県保育協会の基準検討委員会に出席させていただく予定になっています。

 それではみなさん、今日も一日、明るく楽しく、元気に頑張りましょう!