おはようございます。6月25日(月)池田の朝は晴天のスタートです。

 土曜日に行われた薫風政治塾の公開講座は参議院議員の梅村聡さんをお招きして開催いたしました。テーマは「社会保障と税の一体改革」です。事前に設定していたテーマですが、明日が採決日とあってなかなかタイムリーな話題となり皆さん大変興味深く耳を傾けておられたようです。

 社会保障のための財源としてなぜ消費税なのか。欧米と比較しての国民負担率の違いや低所得者対策のための方策などなど詳しくお話し下さいました。金融政策という観点から見ると「日本のギリシャ現象と言う例え」はふさわしくなくて、いわば「ギリシャと言うのは日本で例えれば夕張に様なもの」と言う方が分かりやすいのかも。日本の将来を展望して直ちに財政破綻にはならないだろうが、今、手を打っておくことが必要である。
 「景気回復か消費増税か」どちらが先かの水掛け論を続けているうちにどんどんと財政が厳しくなっていくことを認識しなければならない。とまあそのようなお話でした。

 医師としての経験から見る我が国の社会保障の現状などもなかなかおもしろく、あっという間の2時間半でした。塾生の皆さんからも活発な質問が投げかけられて、薫風政治塾も会を増すごとに政治塾としてのかたちが充実してきているようです。

 今日は10時半に来客、その後外出、午後からは、明日の政策研究大学院大学での意見発表の準備などさせていただこうと思っています。

 と言うことで皆さん、今日も一日、明るく楽しく、元気に頑張りましょう!