おはようございます。5月31日(木)池田の朝は晴天のスタートです。

 「大飯原発再稼働へ」今朝の新聞各紙の見出しです。「近く地元自治体の意向を確認の上、4大臣会議で最終結論を出して内閣総理大臣としての私が判断、決断することになるだろう。」総理の記者会見でのコメントはそのようなものだったと思います。国の最高権力者、最高責任者として国民が安全に安心して生活ができる社会づくりを念頭にその都度その都度、重大な判断、決断が迫られる、総理大臣って大変な仕事なんですね。それだけに、政治家冥利に尽きるというか、やりがいもあるということだと思います。

 「原子力規制機関が発足していない中での政府の判断はあくまで暫定的なもの。したがって、大飯の再稼働はあくまで限定的なものとして適切に判断するよう強く求める。」関西広域連合としても一定のコメントが発表されました。ある新聞では関西広域連合が慎重姿勢から一転して限定的ではあるが容認に転じたとも報道されています。

 「原子力発電のような危険なものを日本はなぜ民間にゆだねているのですか。」フランスにいる私の友人が尋ねられたことは前にも書きました。
 知事というそれぞれも地域の行政に責任を負っている人、その地域住民が安全に安心して暮らせるようにとの責務を負っているその地域の最高権力者、最高責任者は原発の再稼働に対してどのような権限、責任を負っているのでしょうか。難しいことですね。

 国が進めようとする政策に対して地方は拒否権を持っているのか。これは国と地方の協議の場の法制化に際して議論されたことですが・・・。結局地方としては言うだけは言うが最終判断はその責任をとれる人、機関が行わなければならない、ということにならざるを得ないのでしょうね。「あくまで限定的を条件に。」

 国のかたち、役割、責任、そして地方の役割と責任。改めてきっちりと認識しておく必要がありそうですね。

 今日は午前中は事務所で仕事。午後は兵庫県保育協会の総会での講演を依頼されていますので税・社会保障一体改革、とりわけ「子ども子育て新システムの行くへ」というテーマでお話しをさせていただく予定になっています。
 
 夜は、池田市の姉妹都市であるオーストラリアのローンセストン市から市長をはじめ多くの市民が池田市に来られてその歓迎夕食会がありますので出席させていただくことになっています。

 ということで皆さん、今日も一日、明るく楽しく、元気に頑張りましょう!