おはようございます。春近し、3月1日(木)池田の朝は曇り空のスタートです。

 昨日の取材は関西テレビでした。もちろん案件は「薫風政治塾」の件です。取材後は池田市役所で記者クラブの皆さんにも薫風政治塾の塾生募集を今日から始めることをお伝えさせていただきました。人数は小ぶりですが中身の濃い塾となるように頑張りたいともお話しさせていただきました。年齢を問わないということは高齢者は別として、「中学生や高校生が入塾なんてことも有りですか」という質問がありました。もちろん年齢を問わないわけですからありでしょうが・・・、まあ想定外ですね。ただし、テーマによって有料(2000円程度)で聴講できるシステムにしていますので、中学生が聴講なんてのも有りですね。中学生にも分かるように丁寧、かつ分かりやすい講座内容を求められるということでもあります。
 いくつかの新聞では記事として取り上げて下さっていますが、さてさてどの程度応募がありますやら楽しみです。

 ところで、昨日の党首討論は面白かったです、いや良かったですね。消費税の問題について一部分かもしれませんが自民、民主の党首がその必要性や使途についての認識を一つにする。民主、公明の党首が議員歳費の削減の必要性についての認識を一つにする。党首討論とはそうあるべきなのでしょうね。違いをはっきりする、一致点をはっきりする、そのうえで最後は国民に信を問うということだと思います。したがってここでもその一致点や相違点をわかっていただくためには中学生でも理解できるように分かりやすく、丁寧な意見交換が望ましいわけで、昨日はその点においても良かったのではないでしょうか。

 もう一つ、昨日は国家公務員の給与の削減のための特例法案が成立しました。2年間の時限立法で、年間約2900億円となる削減分は東日本大震災の復興財源に充てるとのことです。締めて約5800億円の財源が捻出されたことになりますね。「国家公務員としては当然のこと」そうなのでしょうか。「今の日本の財政、経済情勢から判断して公務員給与が高すぎるので民間に合わせる意味から削減した」というのならまだしも、復興財源捻出のために国家公務員の給与を削減して財源を捻出するという考えはあまりにも短絡的なのではないでしょうか。2年経って、復興が思うように進んでなかったり、復興のための財源の手当てができなかったら、給与削減の年限を延長したり率をアップしたりってありなのでしょうか。国家公務員だけがその身を削って財源の捻出に協力しなければならないのでしょうか。「だから地方公務員にも求めようと言っているではないか」これも違います。それで国民の気持ち、心が一つになって復興へと向いていくとは思えないからです。何か、どこか違うように思うのですがいかがでしょうか。

 「アトラス」小さなまち、池田市で組織された青年連合が、3月11日から1年計画で復興支援のための募金活動を始めます。目標金額は1億円だそうです。「10万人の市民が一人1000円寄付していただいたらそうなるはず」だと言うのです。そんなに甘くはないでしょう。ただ単に寄付を求めるのではなく、文化活動、商業活動、平素の活動を展開しながら心合わせして、気がついたら1億円。そんなに甘くはないでしょう。でも何かしら暖かくて理解できますよね。
 行政執行はそんなに甘くはありません。必要なものは必要で時間的余地の無いことも多いものです。だからまず国家公務員がその範を示して・・・。日本人的でいいですね。でもそうでしょうか?一方で赤字国債をバンバン出して財源のねん出をしているではないですか。難しいですね。
 与野党党首の心合わせの機運が見えた今、1億国民の心合わせ事業みたいなこと出来ないものでしょうか。

 ということで、またまた長くなってしまいました。今日は事務所で原稿整理、午後は3時に来客、夜は関西大学池田支部有志の方々が主催の楽しいお食事会にお招きをいただいています。
 それでは皆さん、今日も1日、明るく楽しく、元気に頑張りましょう!