おはようございます。2月17日(金)
池田の朝は晴天のスタートです。

 昨日のゴルフは関西大学池田支部の有志の皆さんが私の激励のために開催して下さったものです。スコアーの方は54と49の103と少々不本意ではありますが天候にも恵まれて楽しいゴルフでした。

 今日は福島県内のとある町(村)の全町(村)移転についての見解を述べさせていただきます。昨日のテレビの番組の中で福島県の双葉町への中間処理施設設置の問題や避難されておられる住民の皆さんの思い、井戸川町長の思いなどが放送されていました。ご覧になった方も多いことでしょう。おそらく井戸川町長さんの思いも私の思いに近いのではないかと感じましたので今日はあえてその問題について述べさせていただきます。

 あれだけの事故が起こったのですから、政府はもとより関係自治体、住民の皆さんも相当の覚悟をされていることでしょう。その事故に対する検証や責任問題は別の話として、放射能汚染物の処理や避難地域に対する対処の問題については出来る限り早い段階で展望を示す必要があります。相当幅広い範囲で汚染物が保管されておりその量は今なお増え続けているんですね。一時的にせよ相当量の汚染物を保管しなければならない現状において、その方向性についても早く示して頂く必要があります。
 暴論、とのお叱りを覚悟で申し上げさせていただきますと。私は全町(村)移転やむなしと思っています。どの町、どの村かは自らでお決めいただかなくてはなりません。例えば人口5千人のA町が町長を中心とする多くの住民の判断により「全町移転を決意」ということです。
 
倉田私案としては、その代り政府として、それを常識を超えた対応で保障する必要があります。つまり全町の土地を借り上げ(買収ではありません)て、買い上げと同等以上の金銭保証を行うというものです。そのお金で他の町内に土地を確保して、A町のコミュニティーごと人口大移動を行うというものです。したがってそのB町の協力も不可欠ですし、その土地の手当てやニュータウン建設のためのお金も必要になって来ます。B町の中に新たな基礎自治体としてA町を受け入れるのですから法律上の問題も含めて手続き的には大変でしょう。でもそれくらいの大胆な発想、手法でないと前述の当面の問題についての解決策が見当たらないのではないでしょうか。もちろん具体的にはもっともっと詰めの話を要しますが。
 昨日、今なお双葉町の多くの住民の皆さんが体育館での避難生活をされているという報道を見て、私なりに今まで抱いており、またいろんな方と議論してきたこの私案は決して夢物語ではないような気がしてきました、いかがでしょうか。

 ということで今日は、事務所に出勤、その後11時からのお葬式に参列、午後は3時15分に朝日放送のスタジオに行き日曜の朝のラジオ番組「ちょっといい話」の収録をさせて戴く予定になっています。放送予定日は4月15日と5月6日になっていますので機会がありましたら是非お聴きください。夜は例によってお食事会にお誘いいただいています。

 それではみなさん、今日も1日、明るく楽しく、元気に頑張りましょう!