NO.245

 

父の日のきょう・・・

 

お子さまに

可愛い絵をプレゼントされたパパも

多いことだろうね

 

あなたも何か

プレゼントされましたか?

 

 

 

ブログを書いているのは

 

富山県砺波市で

株式会社暮匠(くらしょう)という

工務店をしております

 

社長の姉さん女房こと

小橋博美です気づき照れ

 

 

 

 

2024年6月16日号

 

それでは今日も

いってみよう!

 

 

社長と隙間時間にドライブへ

 

お決まりのコースは

道の駅いおりまでの折り返し

 

カラスが特等席で

海をながめておりました気づき

 

風で雲の流れも速く

いつもの綺麗な立山連峰が見えなかったのは

ちょっと寂しかったですね・・・

 

 

パソコンに向かい

 

ふと

 

きょうが

父の日であったことに気づいた。

 

 

「あぁ~~ しばらく顔をみてないな~」

 

 

父 86歳

 

母から

骨と皮になったとは聞いているが

どうにも顔を見る気になれず

 

それでも父の日かぁ~

 

あんな父でも顔くらい

見ておくべきか・・・

 

そう思っていたところに

母からの電話。

 

 

オムツを穿いてくれないものだから

布団が全部汚れて

キレイにするのに涙がでそうになった

 

そんな電話だった

 

父の顔を見に行こうか…

そう思っていた矢先のこの電話で

 

勇気を出して行くことにする。

 

 

勇気を出して?

 

と、誰しも思うだろうね

 

自分の親なのにね・・・

 

 

しかしながら

 

ワタシは母のように

寛大な心で父に向き合うことはできない!

 

子供のころから

酒を飲むたびに

理不尽に怒られ体罰された

 

酒を飲むたびに

暴言を吐き母にも暴力をふるった

 

物心がついた頃には

家には給料を入れるどころか

飲み屋のつけの借金だらけ

 

生半可の金額ではない

 

だからワタシたち3人の子供は

母ひとりの稼ぎで

学校にもだしてもらったに等しい

 

そんな母に

暴言を吐き暴力をふるう父を

絶対に許せなかったんだ

 

 

 

中学生のころだった

 

いつものように

酔って散々暴れて寝込んだ父をみて

 

おもわず包丁をもって

母に言った。

 

「お母さん、今しかないよ!

 今のワタシなら罪も軽いよ!」

 

怖いとか緊張とかもなかったのを

いまでも覚えている。

 

ただ・・・

 

そのとき母から返ってきた言葉は

 

「ひろみがおらんようになったら

 お母さん、生きていけんから

 頼むからそんなことせんといて…」

 

一変にチカラがぬけて

包丁を足の上に落としそうになった。

 

それと同時に

 

母の言葉のおかげで

父は助かったかと思うと

ますます嫌いになったし

 

それからも

父の悪態は酷くなる一方だったので

 

母に何度も言った!

 

「お母さん、もう出たら?」と。

 

それでも返ってきた言葉が

 

「そんなことしたら ひろみたち

 帰ってくるところ無くなるやろ?

 帰るところ無いがは寂しいもんやぞ?」

 

母が優しければ優しいほど

父が憎くなった

 

 

自分の息子が二十歳の時に

交通事故で死んだ

 

父は変わらなかった

 

 

孫が5人できた

 

じいちゃんになっても

父は何も変わらなかった

 

 

ひ孫が2人できた

 

ほんの少しだけ変わった

ほんの少しだ

 

 

それでも母への傲慢さは変わらない

 

 

母が老々介護で

父の母である祖母を

大事に看取ってからも

 

母へのいたわりや感謝がない

 

心の底から

父が嫌いだった!

 

 

その父が

 

とうとう

母の助けがなければ

生きていけなくなった

 

骨と皮になり

ひとりでトイレもできない

 

それでもベットの上から

母に大声を出すという

 

 

そんな父を

どうして好きになれようか?

 

どうして可哀そうだと思えるか?

 

どうして顔を見る気になれるか?

 

 

ずっと

 

そう思ってきた。

 

 

父の日のきょう・・・

 

母からの電話で

ベットに敷く防水シーツを買い

実家へ向かった

 

 

電話の声より母が元気で

なによりも安心した

 

 

憎くて憎くて

 

死ぬまで母を苦しめるのか

あんたは!

 

そう思って枕もとに立つ。

 

 

あぁ_____

 

ほんとうに

骨と皮になったね___

 

 

「ひろみだよ~」

 

鼻がつきそうな距離で

父の顔を見たのは

物心がついてから覚えがない

 

 

「ひろみかぁ~」

 

分かってくれてよかったよ

お父さん・・・

 

 

汚物やらで

どんなに汚くしているのかと

覚悟をしていたが

 

部屋は汚れた様子もなく

キレイな布団に寝させてもらって

 

悪臭もまったくない

 

 

不思議なもので

 

あんなに憎かった

許せなかった父だったが

 

あんなに辛い目にあってきた母が

気持ち悪くないようにと

世話をしているのを見ると

 

父が憎めなくなった

 

憎み続けると

母が不憫なような気がした

 

 

母が少しでも気が楽になるなら

 

ワタシは父に優しくしょう。

 

 

寝ながら

ストローでやっと飲める父に

 

もう昔の面影はない

 

昔のことは

母に免じて帳消しにしてあげるよ!

 

 

「また来るね!」に

 

嬉しそうにしていたなぁ~気づき

 

 

うん・・・

 

きょうは良い父の日だった!

 

 

 

家づくりのお手伝いをしていると

いろんなご家族とご縁をいただくわけで

 

パパとママとお子様と

仲が良い姿を見るとほんとうに嬉しいし

 

幸せな家庭を持ってほしいと思うし

 

幸せな暮らしができる

家を建てて差し上げたいと思う。

 

 

仲の良いご夫婦が

これからの二人の家を建てるのであれば

 

ずっと手を取り合って暮らしていける

家を建てて差し上げたいと思う。

 

 

心優しい母のおかげで

 

今まで以上に優しい気持ちで

 

今まで以上に愛情をこめて

お客様の家づくりにかかわっていける

 

そんな気がした。

 

 

そんな母も80歳だ

 

大事にしてあげなくては気づき

 

 

きょうは

 

ワタシの父にお付き合いくださって

ありがとうございました!

 

 

それでは

今日はこれでオシマイ気づき

 

では、また明日気づき照れ

 

 

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