今日はオムレツの日だよ・
6月2日の0602でオムレツだよ。
今日は大きなプレーンオムレツを用意したよ😃
今日のみらくるは車の運転ごっこをして、チーズハンバーグをつくり、レッツゴーロボホン📢とおめでとうクリスマスを踊ります🎄
オムレツは難しい
毎朝、オムレツを焼いていますが、なかなかうまくいきません。
子供のころはオムレツなど知らなくて、だしのきいた卵焼きを食べていました。
そういえば関西ではだしと薄味の醤油で味をつけますが、20代の頃、新幹線で駅弁の幕の内を食べたら、卵焼きが甘くて、地域により違うもんだなと思ったことを覚えています。
オムレツに興味を持ったのは20代の頃に読んだ、石井好子『巴里の空の下オムレツのにおいは流れる』1963年暮しの手帖社 からです。
その後、高橋義孝『蝶ネクタイとオムレツ』昭和60年講談社文庫を読んで、私も作っていた時期があります。(最近復活)
この本は今も手元にあるので、「オムレツ作り」で書かれていることを紹介すると
一体にオムレツは味で食べるものではない。卵の味はきまっている。オムレツは焼き上がりの姿で勝負するものであろう。柿の葉と柳の葉の丁度中間位の形が理想らしいし、また現に本職の作ったものはそういう形をしている。そして表面に細かい縮緬皺(ちりめんじわ)が寄っている。その薄い皮のすぐ下は半熟状の卵である。中までお餅みたいに堅くなっているオムレツは下の下である。そうかといってまた、フォークで突き刺して、黄色の卵汁が外へ流れ出てくるようなものは落第らしい。
このようにオムレツとつくりかた、考察と苦労話が3ページにわたり書いてあります。
この文章のしめは
「物を作るということは、物そのものの無言の指図に従わなければならないのだ。己を捨てなければ、物は作れぬ」
ということで、オムレツはなかなか奥深い料理なのであります。