畳の部屋のない新築住宅が増えているようですが、さびしいですね。

新しい畳の香りも今では貴重なのでしょう。

ことわざに「女房と畳は新しい方が良い」がありますが、女房の方はさておき、畳の新しい香りは特筆すべきものがあるということでしょう。

 

小学生の夏休みにプールで泳いで帰り、疲れた体をタオルケットで包んで昼寝をしたときの気持ちよさ

は、畳を知らない子供には経験できないでしょう。

思い出はさておき、畳のことを書こうと思うと、何から書こうか迷います。

 

インテリアコーディネータとしては、畳の大きさで頭を悩ませたことがあります。畳と言っても本間、京間、江戸間など畳1枚の大きさが違うのです。団地間の6畳だと本間の4畳半くらいです。広さが違うと家具の配置も同線も変わります。

 

畳にも日本の知恵がありまして、使い始めて数年たつと「表替え」があります。

{表替え」は畳床はそのまま再利用し、畳表、畳縁を新しいものに交換します。こうするとまたイグサの香りがして気持ちがよいです。

こういうことも知らない人が増えていくのでしょう。

 

洋室と和室の違いとして、もちろん畳と堅い床材との違いは別として、視線の位置の違いがあります。

上の写真のように和室では正座もしくは胡坐など床に座ります。かたや洋室は椅子に座ります。

この視線の方や高さの違いで、和室の窓は座って景色が見える位置、、洋室は椅子に座って見える位置になります。

 

畳が大好きなのですが、年を重ねると不都合が出る場合もあります。

昨年、私は膝を痛めたときに和室で正座ができず椅子を使いました。

寿命が延びた分、不都合を抱えて生きる年数も増えるのだなと思いました。

 


 

今日は畳の日だよ  9月24日