今日もお立ち寄りいただき、ありがとうございます。🌿


私は宮沢賢治さんの

雨ニモマケズがとても好きで

こんなふうにいられたらいいなぁと

たまに心から願ってみたりします(そう、ごく、たまに)


それでいっとき、家族でこれを毎日そらんじることをしていて


ふとしたときに思い出すのか子どもたちがくちずさむことがあります


一節に

寒さの夏はおろおろ歩き、という節が。

これはどういうことかと

不勉強な私は

ちょっと不思議に思っていたのでした。


夏は暑いもので、だけれど寒かったらば

途方に暮れてしまう心持ちになるのかなぁと

勝手に想像して蓋をしていたのです。


さて昨日、ちょうど息子の勉強で

やませと季節風について調べていたのですが

そういえばやませは夏のものだったなぁと。

そういえば宮沢賢治は東北の人だったと。


あぁ、寒さの夏はやませのことだったのだと、ふと思いあたったのです。


大切に稲を育てる者にとって

夏の陽をさえぎってしまうやませは冷害をもたらして

米がとれなければ途方に暮れる


私が考えていたあの浅はかな感情とはちかう

もっと深いものだったのだと


こうしてまた勉強を重ねられることに感謝しながら。


今日も佳き日を🌿


12月となりました🌿

暮の茶会、明日から始まります🌿