5月30日(木)


令和6年度倉敷市特別支援教育研究協議会総会および研修会に来賓として参加しました照れ




倉敷市特別支援教育研究協議会(略して特教研)は、主に倉敷市内の小中学校の支援学級の担任の先生方で構成されている組織団体のことです

(他に、幼稚園やコーディネータの先生方も含まれます) 


参加者は、学校の先生方、校長先生をはじめ、
来賓として

倉敷市教育委員会学校教育部 根岸部長

倉敷市教育委員会指導課特別推進室 城井田課長

倉敷市特別支援教育を支える会 関山会長 

通級指導教室 宗田会長

 がいらっしゃいました


総会では、特教研の組織運営状況や、活動報告、事業計画を直接聞くことができました

 交流会、1日遠足、作品展など、支援学級の子どもたちのために、大勢の先生方にご支援いただいており、私たち親の会からの支援金も存分に活用いただいていましたキラキラ



 続いて、研修会も参加させていただきました

 演題:『インクルーシブ教育の現状から見る教育課題』

 講師:ノートルダム清心女子大学 

人間生活学部児童学科 准教授
インクルーシブ教育研究センター長
青山新吾先生





青山先生は、昨年親の会が主催した「親と教師の懇談会」にもアドバイザーとして関わってくださった先生ですニコニコ

私たち保護者の立場にもご理解いただき、大変的確なアドバイスをくださいましたキラキラ

 

今回の講演は、インクルーシブ教育とは?という基本的考え方や背景のお話から、実際の教育現場での課題について、今後のインクルーシブ教育の取組についてのお話もあり、内容盛りだくさんでした

全ての話が大変興味深く、支援学級の先生方へ向けた講演でしたが、私たち保護者にとっても勉強になり、考えさせられる内容でした


インクルーシブ教育は、誰も排除しない教育、排除されない教育であるということ


文部科学省は「インクルーシブ教育システム」と言っており、特別支援教育の延長線上にあるものだと考えます

「合理的配慮」により、個人に必要な変更・調整を行って、障がいのある子どもとない子どもが、可能な限り同じ場で共に学ぶことを追求します


しかし世界的に「インクルーシブ教育」を考える際には、障がいのある子どもだけを対象とせず、国籍、宗教、性差、貧困等の全てのマイノリティを対象とします


そこでは、障がいがある子どもだけが主人公になるのではなく、一人一人のすべての子どもが主人公であることを大切に考えていきたいと思います


 学校教育の在り方、考え方、方向性が大きく変革していると感じました





 貴重なお話を聞くことができ、大変勉強になりました。
ありがとうございましたおねがい