最近、ETFについてのご質問やご相談をいただくことが増えてきました。
我が家は、今年2月から国内ETFの運用を開始しました。
ETF(上場投資信託)とは
日経平均やTOPIXなどの株価指数の動きに連動する運用成果を目指し
証券取引所に上場をしている投資信託です。
一般的な投資信託とETFの違いを簡単にまとめてみました。
投資信託
・証券会社、銀行、郵便局などで取り扱っている
・ETFよりも商品数が圧倒的に多い
・一般的に注文した翌営業日に金額が公表される
・指数に連動することを目指す「インデックスファンド」と、
指数を上回る成果を目指す「アクティブファンド」がある
・証券会社によっては100円から積み立て投資ができる
・iDeCo、つみたてNISAを利用することができる
ETF
・口数単位で購入する
・証券会社のみで取り扱っている
・投資信託よりも信託報酬が安い商品が多い
・証券市場でリアルタイムで売買ができる
・信用取引ができる
・売買手数料がかかるが、証券会社によっては国内ETFの売買手数料が無料
・自動積み立てができない場合が多い
・iDeCoは利用できない、つみたてNISAもほぼ不可
投資信託もETFも少額で分散投資ができるというメリットがあります。
さらに、ETFは投資信託よりも信託報酬が安い商品が多く
証券市場でリアルタイムで売買をすることができます。
ETFは自動積み立てできる証券会社が少ないので、積み立てたい場合は購入に手間がかかります。
また、ETFは市場規模が小さいので、多額の売買をしづらい可能性があります。
ETFの分配金を受け取る時には20.315%の税金がかかるので
無分配型のファンドに比べて投資効率が悪くなるのがデメリットと言えます。
信託報酬は安いですが、iDeCoやつみたてNISAはほぼ利用できないので
投資信託で非課税口座を満額まで利用することを優先した方がお得です。
我が家はETFの「リアルタイムで売買できる」というメリットを利用し
株価暴落時のリバランス用としてETFを活用しています。
現在は分配金は再投資していますが
老後は分配金をおこづかいにできればいいなと思っています。
老後資金は非課税口座で投資信託をメインに運用し
ETFも併用しながらコツコツ運用していきたいなと思っています(*^_^*)
◇ 関連記事 ◇
:::