家計診断でも、投資を始めてみたいというご相談がとても多いです。
老後に向けて資産運用をしてみたいけれど、何から始めたらいいのか分からないという方も。
今日は、投資を始める前にしておいた方が良いことをまとめてみたいと思います。
家計の現状を知る
毎月の収支や預貯金、ローン残高を含め、現在の家計の状況を洗い出し、
月々、投資にいくら回しても大丈夫かを計算しておきます。
数年以内に使う予定のお金は別にしておき、投資に回してはいけません。
最初は少額から始めてみるのがいいと思います。
生活防衛費を貯める
投資を始める前には、必ず生活費の半年〜2年分の貯金をしておきます。
(自営業の方は多めに準備しておくといいと思います)
病気や災害などで働けなくなった時のために、いつでも引き出せるように銀行などに預けておきます。
生活防衛費は、絶対に投資には回してはいけないお金です。
投資に関する勉強をする
投資を始める前には、必ず、基本的なことを勉強し、リスクを理解してから始めてください。
何も知識がない状態で、銀行などの窓口に投資の相談をしに行くのはNGです。
iDeCoやつみたてNISAなどの非課税制度の勉強もしておくことをおすすめします。
投資の勉強方法は、こちらでご紹介しています。
私もしている長期分散投資は、20〜30年かけてゆっくりと資産を育てていく投資方法です。
一時的に元本を大きく下回ることもありますが、時間の経過と共に戻り
結果的には、ほぼ確実にリターンを得られると言われています。
ですが、商品の選び方を間違えると大切なお金を失う結果につながります。
投資のリスクをきちんと知った上で、自分に合った運用方法を見つけていきたいですね。